Tokushima Columns
徳島県のコラム
全39件Tokushima Eats: Local Favorites & Specialties
徳島県で好んで食べるもの・名物料理
全56件『聞き書 徳島の食事』 阿南市
「秋にさばやはまちがたくさんとれたときに作る」。「さば」は三枚に下ろして小骨を取り、生じょうゆ(今回はしょうがの搾り汁を入れた)に20分(1時間くらい漬けた方が生臭みはとれる)くらい漬け込む。ご飯が炊けたら蒸らしの途中で漬け込んだ「さば」を入れて混ぜ、ふたをしないでまた蒸らす。切身が炊きたてのご飯のなかで蒸らされる香りがとてもよく、さっぱりしていていくらでも腹に収まる。ねぎやみょうがなど薬味を添えるとより味わい深い。
徳島県海部郡海陽町宍喰
「焼き切り」はあくまでも徳島県海陽町での料理名である。他の地域にも同様のものがあると思われる。脂ののったスマを使うと舌の口溶け感があり、甘いと感じる。 水洗いして三枚に下ろし、背と腹を分け血合い部分を切り取る。表面をあぶり、刺身状に切り、塩を振り柚子酢をふってたたく。上に玉ねぎのせん切りを飾る。
三枚に下ろして皮目をあぶり、刺身状に切り、手に塩をまぶして叩く。次ぎに柚子酢をてにつけてたたき、玉ねぎのスライスをのせる。ハス(イシダイ)、コウロ(イシガキダイ)、グレ(メジナ)、ヒラソウダ、カツオなど。
徳島県海部郡海陽町
徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島で5月下旬に行われる、竹ヶ島神社祭りでイサギの煮つけを食べる。大振りのものを大皿に盛って出すという。煮つけた翌日になると煮凝りになる。これに冷たい素麺をつけて食べるのだけど、実にうまいものだという。
徳島県海部郡海陽町宍喰浦
徳島県には「茶ずまし」という料理が2通り存在するのかも知れない。これはしょうゆにつけたカツオの刺身をご飯の上にのせて番茶をかけたもの。新鮮なものを使うと生臭くなく、カツオのうま味が茶に溶け込んでとてもうまい。塩気が足りなかったらしょうゆを加える。刺身よりも生臭みがないので子供にも好かれていた料理だとのこと。
水洗いした魚を細かくたたき食べるのを「たたき」とか「たたきなます」という。これにみそと香りのある野菜を加えてたたくたものを「みそたたき」、「たたき」、「なめろう」と呼ぶ。千葉県では「なめろう」に酢をかけて食べる。徳島県では「なめろう」はそのまま食べる。千葉県では「なめろう」を多めに作り、余ったものを焼き、「さんがやき」という。
徳島県海部郡海陽町宍喰、熊本県天草市
三枚に下ろして皮目を強めにあぶり、刺身状に切り、手に塩をまぶして叩く。次ぎに柚子酢をてにつけてたたき、玉ねぎのスライスをのせる。コウロ(イシガキダイ)、グレ(メジナ)、ヒラソウダ、カツオなどでも作る。このまま玉ねぎと一緒に食べてもいいし、にんにくや青じそ、ねぎなどで食べてもいい。
長尾桂一郎さん 徳島県海部郡海陽町
春になると「あんろく(ヒロメ)」が取れる。これとこちらも漁の最盛期を迎えた「ががね(カサゴ)」と一緒に薄口しょうゆ、みりん、酒で煮る。あれば竹の子、ゼンマイと煮ることもあるし、何種類か合わせることも。要するにカサゴのうまいだしで野菜や海藻を煮るのだ。春になると宍喰ではこればかりが食卓に上ったとも。
徳島県海部郡海陽町宍喰
鮮魚 徳島県南部のブリの盛漁期は春だ。定置網に大量に入る。これを海南町宍喰では1尾丸ごとさばき、内臓をていねいに取りだして甘辛く煮つける。特に幽門垂(房状に垂れ下がった部分)は内部にある黄色い液体をていねいに押し出して、水洗いして使う。こってり甘辛く煮て、数日にわたって食べるのが宍喰流だ。
ぼうぜ(イボダイ)を愛してやまない徳島県で食べられているのが煮つけ。比較的家庭ではあっさりした味つけにする。酒の肴でもあるが、日常的なご飯のおかずでもある。
徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島
徳島県南の宍喰周辺ではブダイの刺身を酢みそで食べる。香り高い麦みそで作った酢みそで食べる「のた」は非常においしい。面白いのは高知県室戸市まで南下すると酢みそで食べないで、わさびじょうゆで食べる。
、「おすまし」。徳島県では冠婚葬祭のときにサワラ、ハマチ(ブリの幼魚)などの吸いものを出す。すい地で煮るとほろほろと崩れて、甘味もあって実に美味。
長尾桂一郎さん 徳島県海部郡海陽町宍喰町
春になると「あんろく(ヒロメ)」が取れる。これとこちらも漁の最盛期を迎えた「ががね(カサゴ)」と一緒にしょうゆ、みりん、酒で煮る。あれば竹の子、ゼンマイと煮ることもあるし、何種類か合わせることも。春になると宍喰ではこればかりが食卓に上ったとも。
徳島県海部郡海陽町宍喰
宍喰では定置網で揚がる小鯖を煮つけにする。頭部を落として水洗いする。鍋で湯を沸かし、しょうゆで味つけする。ややしょうゆがちな味つけにして、小サバとしょうがを入れて煮る。甘味のない煮つけだが、ほんのり舌に甘く感じるのはうま味が豊かなためだと思う。
徳島県海部郡海陽町海部 協力/ぬしま鮮魚店
土地では単に「にのぎ」でいいのかも知れない。しょうゆ、みりん、砂糖を少し煮つめてオキヒイラギの煮干しをからめて一煮立ちさせたもの。海部町では正月料理のひとつ。
高知県室戸市三津/イセエビ漁師夫婦 20171113-14、徳島県海部郡海陽町・阿南市・美波町
グレを適宜に切り、野菜や豆腐と水(昆布だしかも)で煮ながら食べる鍋もの。寒い時季に行われるイセエビの刺し網などで揚がるが、鍋にすることが多いという。グレ(メジナ)は煮てふっくらとして豊潤、甘味があり、しかもいいだしが出る。
島田えつ子さん 徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島
軽くあぶって炊きたてのご飯のお握りを包み込む。ご飯の温かさと、湿度で強い磯の香りが立つ。海苔の甘味とご飯の甘味があいまってすこぶるつきのうまさだ。
長尾桂一郎さん 徳島県海部郡海陽町宍喰町
徳島県海部郡では竹の子が出るのと「あんろく(ヒロメ)」が取れるのが重なる。必ず作るのがふたつを煮合わせたものだ。竹の子の山の味、「あんろく」の海の味があいまってとてもおいしい。
徳島県海部郡海陽町宍喰 宍喰漁協 定置網
宍喰の郷土料理。定置網の漁師さんに聞いた。たたき自体は白身魚全般を使うが、アイゴを使うこともあり、刺身などと比べて食べやすいとも。アイゴは水洗いして皮を剥く。三枚に下ろして腹骨・血合い骨を取る。皮目を焼いて(バーナーなどで炙ってもいい)、熱いうちに刺身状に切り、塩を手にまぶして上からとんとんとたたく、柚子酢(柚子の果汁)をふりまたたたく。宍喰ではねぎではなく玉ねぎを添える。身質のいいアイゴのおいしさを堪能できる。多少鮮度が落ちていても臭みが軽減できそうだ。
徳島県海部郡海陽町宍喰などで作られているものを汐っこに応用したもの。高知県などでは塩味ではなく醤油とわさびで食べることもある。水洗いして三枚に下ろし、血合い骨・腹骨を取る。皮をあぶり、刺身状にきり、熱いうちに手に柚子の果汁、塩をつけてたたく。玉ねぎのせん切りと一緒に食べる。
徳島県、香川県、鹿児島県など
徳島県や香川県で内臓を「ぜんまい」と言う。この「ぜんまい」のみを煮たもの。海藻を食べるようになってからが時季だと思われる。ここでは酒・しょうゆ・みりん・水で煮てみた。できるだけ鮮度のいいものを使いたいが、磯臭ささえ気にしなければ、ほろ苦みがあり、口に入れると脂があって軟らかく溶けるようでまことにうまい。
徳島県海部郡海陽町宍喰町竹ヶ島はマグロ漁師の島。島には何艘ものマグロ船がある。マグロ類は好んで食べられているが、新鮮なビンナガマグロの刺身がとりわけうまいとされている。
徳島県徳島市・阿南市・小松島市
寒い時期になると底曳き網などでたくさん揚がる。主に干もの原料になるが大型は鮮魚として出回る。徳島県では煮つけにすることが多い。味つけはみりん、酒、しょうゆであっさりと煮つける。味つけはしょうゆだけということもあったようだ。翌日の煮凝りもうまい。
徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島のみなさんに作っていただきました。感謝します
徳島県南部から高知県にかけてはマクサを春につみ、初夏にかけてさらして、「ところてん」を作る。これをカツオ節・ネンブツダイ(徳島で「赤じゃこ」、高知県で「はりめ」)の煮干しでだしを取り、みりん、酒、しょうゆ、塩などで味つけしたつゆで食べる。徳島県海部郡海陽町宍喰浦・竹ヶ島では1本箸で食べるのが慣わし。
徳島県では「このくらい味のある魚もない」という。県内での流通でも高値がつくが、特に生食できるものは高級である。刺身で食べて実に味わい深い。
樽平 徳島県阿波市宮河内
江戸時代末期に土成町(現阿波市)宮川内谷の木こり(このあたりは土成町でも山間部で香川県との県境になる)が川原にかまどを作り、手打ちうどんをゆでて、食べたことに始まる。これをゆで汁ごと「はんぼう(たらい)」に移して供するようになった。このつけ汁のだしに使われていたのが「じんぞく(カワヨシノボリ)」だ。宮川で押した(取ること)「じんぞく」はバケツなどのなかで塩もみし、ぬるを取り、沸騰した湯に入れてだし汁を取る。「たらいうどん」の名称は昭和6(1931)年より。現在「じんぞく」は使われていないに等しいが、少ないながらだしに加えている店があるようである。『聞き書 徳島の食事』などより
徳島県で作られているもので、カツオの即席すまし汁といったもの。汁椀にカツオの刺身5きれほど入れ、熱い煎茶をそそぎ、醤油で吸い物ほどに味つけする。『阿波ふるさとの味』(鈴木竹子 徳島郷土双書 徳島県教育会)
徳島県海部郡海陽町竹ヶ島
徳島県県南海陽町竹ヶ島の方達に教わった年取料理だ。キビナゴの素干しをから煎りして、しょうゆ、砂糖、酒などを煮つめたタレを絡ませたもの。本来は正月に食べるもので、年末にとれる小振りのキビナゴを使って作るが、おいしいので普段も作るという。
徳島県美馬郡貞光町(現つるぎ町)、美馬町(現美馬市)
鮮魚 吸いもの(吸いもん)●冠婚葬祭にでる吸いもの(すまし汁)にはまち(ブリ)を入れる。徳島県ではサワラとともに多用される。これは徳島県だけではなく西日本で広く作られているものだと思われる。
徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島
竹ヶ島ではところてんに赤じゃこだし、醤油のつゆをかける。かけたらスダチの皮を振り、一本箸でいっきにすすり込む。食べ始めるととまらなくなるおいしさで、体が涼やかになる。
徳島県海部郡海陽町宍喰竹ヶ島
ハタンポ類は一般的に雑魚であり、漁師さんなどはおかずにすることが多い。小骨が少なく、煮ても硬くならない。くせがなく、実に味わい深い。臭い消しはしょうがでもいいが、徳島県県南地方などではタカノツメ(赤唐辛子)を使っていて、この辛みがとてもいい。
徳島県海部郡海陽町宍喰浦 宍喰漁協
宍喰の定置網漁師さんたちは取れたての小ウルメイワシは「小ひらご(マイワシ)」よりもうまいといって好んで食べる。刺身のうまさの昼過ぎまでだという。またフライにしてもいちばん味があり、昔は子供のお弁当にも持たせたという。
徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島
「赤じゃこ煮干し」と昆布を水につけてだしを取る。もの足りなかったらカツオ節だしを加えてもいい。これに塩、しょうゆ、酒、みりんなどで味つけしてつゆを作る。竹ヶ島のマクサで作ったところてんをこのつゆで食べる。薬味はゆずかすだちの皮と果汁。
『聞き書 徳島の食事』阿南市
鮮魚 「秋にさばやはまちがたくさんとれたときに作る」。「はまち」は三枚に下ろして小骨を取り、生じょうゆに20分くらい漬け込む。ご飯が炊けたら蒸らしの途中で漬け込んだ「はまち」を入れて混ぜ、ふたをしないでまた蒸らす。
皮を引いて血合い骨をとった身を細かく切り、ねぎや玉ねぎ、大葉(青じそ)、みょうがなど香辛野菜、みそと合わせてたたいたもの。ここでは徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島の麦みそを使った。徳島県南部、千葉県外房などで「なめろう」、東北太平洋沿岸の町では「みそたたき」という地域地域での呼び名があるので、マスコミなどに惑わされないで、地域の呼び名を大切にして欲しい。切れる包丁でねっとりするまで叩いたもので酒の肴に持って来い。これをソテーもしくは焼くと「さんが焼き」という。
徳島県海部郡海陽町宍喰
三枚に下ろして皮目をあぶり、刺身状に切り、手に塩をまぶして叩く。次ぎに柚子酢をてにつけてたたき、玉ねぎのスライスをのせる。ハス(イシダイ)、コウロ(イシガキダイ)、グレ(メジナ)、ヒラソウダ、カツオなど。宍喰では寒い時季にカツオがとれなくなると作っていたという。
三枚に下ろして塩ゆでにして放冷して水分を飛ばしたものを、徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島では「節」と言う。このままマヨネーズなどで食べてもいいし、焼いてから食べてもいい。和え物などにも向いている。
徳島県海部郡海陽町宍喰
三枚に下ろして皮目をあぶり、刺身状に切り、手に塩をまぶして叩く。次ぎに柚(ゆう、ゆぅ)の果汁をてにつけてたたき、玉ねぎのスライスをのせる。高知県の「カツオのたたき」に似ているが、徳島ではにんにくよりも玉ねぎが必須。カツオ、スマ(ヒラソウダ)、ハス(イシダイ)、コウロ(イシガキダイ)、グレ(メジナ)など。
徳島県海部郡海陽町宍喰
西日本の「水たき」は大坂の「ちり」にあたる。イシダイを水洗いして適宜に切り、昆布だしに酒・塩味で作った汁で煮ながら食べる。野菜はなんでもよく、豆腐やキノコを加えてもいい。刺し網でとれたものは、春に大量に定置網などでとれたものを使うといい。
徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島、高知県宿毛市
「赤じゃこ」はネンブツダイの煮干し。これを昆布と一緒に水から煮てだしを取る。このだしにみりん、塩、うすくちしょうゆで味つけして、つゆを作る。このつゆでゆでた素麺かうどんを食べる。濃い目にしてつけつゆにしてもうまい。
徳島県海部郡海陽町宍喰町では「くろめの塩ゆで」を作るときにお茶の葉を入れて煮る。
徳島県海部郡海陽町宍喰竹ヶ島
徳島県海部郡海陽町宍喰『宍喰漁業協同組合』競り場で「ふなご」のおろし方、干ものの作り方を教えていただく。 頭部を切り落として、よく干ものにするそうである。小魚ではあるが独特の風味の脂があってとても味わい深い。病みつきになる。
徳島県海部郡海陽町宍喰、宍喰漁協定置網
定置網などで揚がる小型を使う。鱗を取り、頭部を落として水洗い。鍋にしょうゆとしょうが、水を加えて味見しながらわかす。少ししょうゆ辛いくらいのところに水洗いした「もつ(ムツ)」を落とし入れてあっさりと煮る。魚本来の呈味成分からくる甘味が際立つ。ほどよく脂ものっていて絶品である。
静岡県、徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島
すり身にしてだんごにしてカツオ節だし(昆布だしでも)の中に落としていく。これにしょうゆ、酒などで味つけする。身をたたいて、これを水から煮てだしをとり、みそ汁、潮汁などにしても美味しい。
徳島県海部郡海陽町
徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島で5月下旬に行われる、竹ヶ島神社祭りでイサギの煮つけを食べる。大振りのものを大皿に盛って出す。煮つけた翌日になると煮凝りになる。これに冷たい素麺をつけて食べるのだけど、実にうまいものだという。やってみると素麺をつけ食べていく内に煮凝りが溶けて、素麺にからみやすくなる。
Tokushima Local Products & Specialties
徳島県の加工品・名産品
全58件徳島県や愛媛県などでは盛んに作られている。マアジなどと比べると高いが、根強い人気がある。また流通しているものは、主に東シナ海で揚がったものが開き干しなどに使われる。焼いても硬く締まらず、身離れがいい。小骨が少ないのも魅力的。
はまみや 徳島県海部郡美波町由岐町
鮮度のいいキダイを開き干しにしたもの。皮目にうっすらと黄色い帯が見える。丸干しよりも焼きやすく、家庭でも手軽に食べることができる。皮目のうまさ、身の甘さが堪能できる。食べ終わったら、椀などに骨やあらを入れて熱湯を注げばうまいお吸い物になる。島根、山口、長崎などでも作られている。
徳島県吉野川河口域で養殖されているもの。
大善 徳島県海部郡海陽町宍喰
和歌山県、岡山県、徳島県、高知県などで買っている。その年に生まれた小さなマイワシを塩ゆでにして放冷したもの。徳島県では春の味覚。水揚げされてすぐに塩ゆでされたもので、苦みが少なく非常に味わい深い。絶品である。
ぬしま鮮魚 徳島県海部郡海陽町
キビナゴの汚れなどを洗い流して、強く干し上げたもの。から煎りにして正月に関東の「ごまめ」のような料理にして食べたりする。徳島県南部ではこれを「きびなごのきんぴら」という。
鮮魚 さわだ 徳島県勝浦郡勝浦町
クロマグロの幼魚を三枚に下ろして塩ゆでする。これを放冷して軽く干したもの。そのままマヨネーズ、しょうゆとしょうが出たべたり、サラダに使ったり、煮ものにしたりと便利。
海ぬら/徳島県漁業協同組合連合会
徳島県東部吉野川などの河口域で収穫したスサビノリを洗い、海苔つけ(板状に成形)しないままほぐしてバラバラにして干し上げたもの。このまま餅などに絡ませてもいいし、汁に入れたり、ご飯に乗せて食べる。
写真は最上級とされる徳島県小松島のもの
強く干したものを「ちりめん」という。西日本に多い。福島県、三重県、和歌山県、大阪府、兵庫県淡路島、徳島県、熊本県上天草市、鹿児島県など。また福島県相馬市などでもよく乾かしたものを作っている。
橋市商店 和歌山県田辺市
3〜4cmほどのマイワシの幼魚を塩ゆでにして放冷しただけのもの。カタクチイワシのしらす干しに近い。しょうがのしぼりじると柑橘類で食べるととてもおいしい。和歌山県で「こびらじゃこ」、徳島県で「ひらご」と言う。
徳島県海部郡海陽町・牟岐町
徳島県南では「いしわり」とも「赤じゃこ」とも呼びいりこ(煮干し)にする。クロホシイシモチは煮ているが味が悪いと加工しない。これでだしをとり、素麺やところてんのつゆにする。甘味が強く、それでいながらイヤミがない。
徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島
漢字では「貝海苔」ではなく「茅海苔(かやのり)」が変化したものかも知れません。比較的大きくなったものを採取して板状に干し上げたもの。あぶってもみほぐしてご飯に乗せて食べたり、汁ものに利用する。
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町(東岡商店)、徳島県海部郡牟岐町・海陽町宍喰、高知県高岡郡中土佐町(久松商店)
長さ10cmほど。和歌山県東牟婁郡那智勝浦町ほか、徳島県南部、高知県、愛媛県などで夏から初秋にかけて揚がる新子(幼魚)をゆでて放冷したもの。「生節」、「ゆで節」、「いで節」ともいう。小さいのにうま味が強く、このまま食べてもうまいし、軽くあぶって食べてもいい。またほぐして「きゅうりもみ」に混ぜてもいい。
ぬしま鮮魚 徳島県海部郡海陽町宍喰浦
素干しにしたカタクチイワシ(3cm前後)を酒、みりん、しょうゆ、砂糖を煮立てたもので軽く煮たもの。仕上げにごまを加えている。徳島県海部郡海陽町宍喰周辺ではキビナゴ、カタクチイワシをこのように煮て正月に食べる。
ぬしま鮮魚 徳島県海部郡海陽町宍喰浦
オキヒイラギを塩ゆでて干し上げたもの。水に1時間以上つけて昆布と一緒にゆっくり加熱していく。沸騰しそうになったら火を消し、昆布を取りだし、冷ます。これをこしたもの。ほんのり飴色をしただしがとれる。やや軽い味ながらところてんのつゆ、野菜の煮ものなどに使える。
京都府日本海側〜島根県、山口県、徳島県、高知県などで作られている。高知県など西日本の開き干しは背開きが多い。頭部が丸のままだと鮮度落ちがしやすく、干す時間もかかると思う。頭を開かない理由は不明。
山根商店 島根県大田市仁摩町、越田鮮魚店 岩手県上閉伊郡大槌町
小アジをゆでて干したもの。だし用であるがカタクチイワシよりも軽く上品味に仕上がる。富山県、島根県、岩手県、徳島県などで作られている。
神保商店 三重県尾鷲市
千葉県、三重県、和歌山県、徳島県、高知県、鹿児島県佐多岬などで作られている。干物にすると脂があって、皮目はパリっと香ばしい。「絶品の酒の肴のひとつ」。。岩田昭人さん(「一日一魚」の制作者より情報をいただく)
北村商店 三重県尾鷲市、浜宮海産 徳島県海部郡美波町ほか
本種の開き干しは主に中部以西の各地で作られている。やや水分の多いのを干し上げることで適度に締め、うま味も凝縮する。皮目に甘い風味があるのも好ましい。写真は三重県尾鷲市の「カンピンタンの干もの」で強く干し上げていて、最上級の味。徳島県のものにはイトヨリダイも混ざる。
ぬしま鮮魚/徳島県海部郡海陽町宍喰
小型のスマ(ヒラソウダ)をゆであげて干したもの。徳島県南部、海部郡ではメジカ(マルソウダ)とともになまり節にする。これをそのまま食べたり、あぶって食べてもいい。野菜などと煮てもおいしい。
北村商店(尾鷲市)、大善商店・ぬしま鮮魚(徳島県海部郡海陽町宍喰)、小伊津海旬房(島根県出雲市小伊津)など
小振りの丸干しは日本各地に名品がある。地域によっては小型の方が味がいいとされ、「小すじ(小筋)」などという。神戸市では基本的には小型だけ「小すじ」だが、業者の間では「大すじ」、「中すじ」という言葉で大きさを分けているようだ。 産地で作られているものは原料の鮮度がいいので苦みが少なく味がいい。丸干しの最高峰のひとつ。
高知県宿毛市、ぬしま鮮魚 徳島県海部郡海陽町宍喰・竹ヶ島
定置網などに入ったクロホシイシモチをゆでて干したもの。甘味があり、ところてん、や素麺、うどんなどに合う。「はりめ」、「あかじゃこ」はネンブツダイ、キンメモドキなどのことでもある。
Local Names in Tokushima
徳島県の方言(呼び名)
全530件アイアイアイカケアイノバリアイボシャアオアオアジアオウンジョアオコアオシマアオズアオタアオナアオハモアオンジョアカアカアジアカエビアカエビアカエーアカカマスアカガイアカガガネアカギギアカギスアカジャコアカジャコアカタチアカッチョアカナゴアカハモアカハラアカバアカモツアギトナシアゲトナシアコアコウアゴナシアサリアサリアシアカアシアカエビアジゴアズキアズキアッコアブラハゼアブラメアマガレアマサギアラメアワクレゴアントクアンロクイカイギスイサギイサギイシモチイシワリイシワリイセギイセギイソガイイソモンイタズリイタンポイダイデンコガニイトフグイトヨリインジャコウケウスウスガイウスガイウマハゲウマビキウメイサキウルメイワシエガミエシユウボエチオピアエッシュエッシュウエッシュウボエッパエバエバオイシャハンオイチンポオオクチオオクチカレイオオグチオオグチカレイオオグチガレオオシマオオバイオカヤマオキサワラオキハゲオコゼオコゼオコボオコボオナギオバサンオバシオオバタリアンオンシャコオンツボカイズカエリカガネカガミカガミウオカガミウオカクハゲカクレカクレダイカタヤマカンキチカツオカナキンカナギギカミソリカラカサカラシカラニシカレイカワドジョウカワドジョウ[川鰌カワニナカワムシカンセキカンダカンダイカンパチガガネガガネガガネガシラガタガタエビガタエビガタエビガナガナッチョガナハンガネガネガスガンガンガレイガンゾウガンチガンチンガンチンキサゴキスゴキツキツウオ(キツオ)キツネキツネカツオキツネガツオキビナゴキビレキミシャンキョウガネキンタンベラギギギギギギギギッチョギギンギシギンナンギンフクギンフグギンブクギンプクギンマンボウクエクグクグクズナクズナクズナクソガネクソクイジャコクチビクチビクチビトクチミクチミダイクツエビクラスズキクラセイゴクロウニクロカマスクロガマスクロギギクロシタクロハゲクロバゲクロベクロメクロメクロメグズナグチグレグレコケガニケンイカケンガイゲタノヒモコウロウ(コウロ)コエビコエビコスマコツパグレコブトコブトエビコベラコマタアジコメカミコロコンゴウコンペイコンペイトウゴウジバイゴウジバエゴシガツオゴジバイゴマウナギゴンタゴンタゴンボゴンボゴージバイサイジサイラサゴシサゴセサザエサバコサバフグサルボサルボエビサワラサンタサンノジシオシオシオシオウシオフキシオフキシダオコゼシビトウオシブダイシャカンダシャクハチシャコエビシャッカンドウシャミセンハゲションベンタレシラサエビシラサギシロクズナシロナマズシロハイシロハゲシロハゲシロバイシンイカジャコジャコジンゾクジンゾクジンペイジンペイスキヤガレイスズスズキスズキスマスマガツオズンガニセイゴセイメイセジャコセッタセムシセンバゾウリノヒモタイゴタカタカノツメタカノハタカノハダイタゴノヒモタチイダタナゴタナゴタニゴタバコタビエビタマミタモリタルミタルミダイコクダイコクメッキダイダイゴマダイナンダスチガイチダイチヌチュウチュウチョウカイチョウカンチョウコチョウチョウチョッポイカツガニツチクイジャコツチクイジャコツナセツバスツバスツベタガイツムギヅンガニテステスダイテスノゲテスノジョウデンキエイデンキエートッパクトッパクトッパクアジトラガニトラハゼトリカジ.トリカジマワシトンビエイトンビエイドチンコドテホリドテホリガニドブロクドブロクドベクリドンバイナカネナガハゲナガレコナガレコノオバサンナキリナキリナマズナマズニイラゴニゴイニドイモニノギニベヌキヌキヌキエビヌケズヌケズヌマドジョウネコブカノドグロノミンジャコノミンジャコハイハイタズリハイタドリ.ウシイタハエノクソハガツオハゲハゲハスハスハセバイハタビハタビハマエビハマキダハマチハマチハライタバイバカシャコババダリアンバラガイバリコバリゴパチンコヒウオヒガンガニヒゲガニヒシビヒダリマキヒメイチヒメエビヒメオンツボヒメチヒメチヌヒラアジヒライヒラカイヒラガイヒラゴヒラゴイワシヒラスズキヒラズマヒラマサヒルネコビシバゲビゼンビングシビンゴシビンヨコビンヨコフエフキフカフカフカフグフトフナフナゴフナゴブシブシブリブリブリモドキヘジロヘダイヘッパヘビヘンドヘンドヘンドイカベントウホウボウホタホタルホトケホトケウオホンイタホンイタホンガレイホンハゲボウキョウボウゼボーゼマキマトマトウマトオマトダイマトーマナマルアジ(マルアヂ)マルハゲマントミズシャコミズセミョウタンムギワラエッシュウムシマムシマオコゼムロメアカメイタメイチメガネメジカメジカメジロメジロメタルメチカメヂカメッキアジメナメメンタメンカイメンガイメンバイモジャコモジャコモツモツゴモツゴモンガニモンゴイカモンゴウイカモンゴウイカモンスマ(モンズマ)モンダイモンモンツキヤイトヤガラヤガラヤケヤナギヤマサデヤマジャコヤマトバイヤマトバイヤマトバイヨコヨシヨシィヨシモジヨノミヨビショヨリウオレンコレンコダイロウソク川泥鰌]
