カワニナ

Scientific Name / Semisulcospira libertina (A. Gould, 1859)

カワニナの形態写真

殻長45ミリに達する。円錐形でやや細長く、やや膨らむ。螺肋(成長脈 横縞にみてとれる)は溝状にはっきりとしており、螺層と螺層の間はほとんどくびれない。[九頭竜川上流]
カワニナの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
殻長45ミリに達する。円錐形でやや細長く、やや膨らむ。螺肋(成長脈 横縞にみてとれる)は溝状にはっきりとしており、螺層と螺層の間はほとんどくびれない。[九頭竜川上流]殻長45ミリに達する。円錐形でやや細長く、やや膨らむ。螺肋(成長脈 横縞にみてとれる)は溝状にはっきりとしており、螺層と螺層の間はほとんどくびれない。[九頭竜川上流]殻長45ミリに達する。円錐形でやや細長く、やや膨らむ。螺肋(成長脈 横縞にみてとれる)は溝状にはっきりとしており、螺層と螺層の間はほとんどくびれない。[滋賀県長浜市]殻長45ミリに達する。円錐形でやや細長く、やや膨らむ。螺肋(成長脈 横縞にみてとれる)は溝状にはっきりとしており、螺層と螺層の間はほとんどくびれない。[徳島県美馬市美馬町]殻長45ミリに達する。円錐形でやや細長く、やや膨らむ。螺肋(成長脈 横縞にみてとれる)は溝状にはっきりとしており、螺層と螺層の間はほとんどくびれない。[徳島県阿南市椿泊]殻長45ミリに達する。円錐形でやや細長く、やや膨らむ。螺肋(成長脈 横縞にみてとれる)は溝状にはっきりとしており、螺層と螺層の間はほとんどくびれない。[福岡県田主丸筑後川]
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★
      少し努力すれば手に入る
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    軟体動物門腹足綱前鰓亜綱吸腔目カニモリガイ上科カワニナ科カワニナ属

    外国名

    学名

    Semisulcospira libertina (A. Gould, 1859)

    漢字・学名由来

    漢字 川蜷、川貝子 Kawanina
    由来・語源 『目八譜』より。川にいる蜷(にな/巻き貝)という意味。単に「にな」という地域も多い。タニシが湖(止水)や流れの穏やかな水路、田にいるのに対して、流れのある河川に生息するから。また蜷は丸みのある巻き貝では亡く細長い形の巻き貝のことでもある。
    みな、にな、について
    〈蝸螺 みな にな 『本草綱目』に次のようにいう。蝸螺は渓水の中にいる。田螺(たにし)よりも小さくて上に稜がある〉『和漢三才図会』(寺島良安 東洋文庫 平凡社 正徳2年 1712)
    〈にな 古ク、ミナ。介ノ名。湖川、溝渠ニ生ズ〉。大言海
    〈可母自毛能宇伎祢乎須礼婆美奈能和多可具呂伎可美尒都由曽於伎尒家類/鴨じもの浮き寝をすれば蜷の腸か黒き髪に露そ置きにける〉。ここでは「美奈(みな)」だ。万葉集。
    目八譜
    1843(天保14)、武蔵石寿(武蔵孫左衛門)が編んだ貝の図譜のひとつ。図は服部雪斎が描く。武蔵石寿は貝類を形態的に類別。1064種を掲載する。現在使われている標準和名の多くが本書からのもの。貝類学的に非常に重要。

    地方名・市場名

    生息域

    淡水生。流れのある水路、河川に生息。
    北海道、本州、四国、九州、沖縄。朝鮮半島。

    生態

    雌雄異体。
    卵胎生で育児囊を持ち、小貝を産み出す。
    ゲンジボタルの幼虫の餌となる。

    基本情報

    日本全国に生息している。比較的きれいな河川に普通である。食用としてよりも、最近では(2010年現在)ゲンジボタルの餌として注目を浴びている。
    食用としている地域は少なく、タニシほど一般的ではない。
    キキンミナ(キキンビナ 飢饉蜷)の地方名からも、食用とされる順序も最下位に近いものだと思われる。
    生息域によっては泥臭く、泥を吐かせる必要もあると思うが、熱を通せば食べられる。クセのない味わいで意外に美味。
    珍しさ度 河川に行けばもっとも普通に見られる巻き貝。流通しないものの、採取するのは比較的簡単。

    水産基本情報

    市場での評価 流通しない。
    漁法 採取
    産地

    選び方

    原則的に生きているもの。

    味わい

    旬は不明。
    一定期間清水で泥を吐かせると、臭みはない。今回は3日間流水の中で泥を抜く。必ず加熱すること。
    美味との情報があるが、食べた限りではあまり旨みがなく、筋肉にも味がなかった。
    もう一度、食べる機会を持ちたい。

    栄養

    危険性など

    必ず熱を通して食べること。
    横川吸虫/横川吸虫の第1中間宿主で、アユ、フナ、オイカワ、タナゴ類などを第2中間宿主とする。最終宿主は哺乳類。横川吸虫は少数の寄生では症状が出ないが多数寄生すると、慢性炎症、ポリープがみられ、下痢、腹痛を起こす。
    ウェステルマン肺吸虫/カワニナは第1中間宿主。第2中間宿主はモクズガニ、サワガニ、アメリカザリガニなど。最終宿主は哺乳類。肺、皮下、脳、腹腔内臓器、縦隔洞、眼窩、泌尿生殖系、咬筋などに寄生。長期間の寄生により細胞破壊し、虫体の周囲に結節状の中囊を作り、中には血液、吸虫の排泄物、吸虫の卵、ショルコー・ライデン結晶などを含んだ液体に満たされている。症状は血痰が出、脳に寄生した場合、頭痛、嘔吐、癲癇(てんかん)様発作、視力障害、麻痺など脳腫瘍に似た症状が出る。ときに死亡に至る。

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    カワニナの料理・レシピ・食べ方/煮る(塩ゆで、醤油煮)、汁(みそ汁)

    カワニナの塩ゆで 比較的きれいな中流域で採取して
    3日間ほど泥抜きをした。
    水分をよくきり、水から煮出して、沸騰してから8分ほどゆでる。生煮えは危険なので要注意。
    泥臭いのではと思ったら、まったくくせがない。貝らしい風味がほどほどにとても食感がいい。わたも美味である。
    思った以上に淡泊なので、醤油煮の方がいいかも知れない。

    カワニナのみそ汁 今現在も食べているという地域の、もっとも普通なのがみそ汁である。泥抜きしたカワニナを水から入れて煮出す。かなり長時間煮ないとだしが出てこない。ここにみそを溶く。思った以上にあっさりした味わいで、嫌みがない。軟体部分も独特の食感があり美味だ。泥抜きさえすればおいしいと思う。

    好んで食べる地域・名物料理

    食用とする地域 カワニナを食べると言うことでは広島県庄原市、福岡県大牟田市、五島列島岐宿町などで実際に食べていたという情報が寄せられています。高野山、島根県雲南市、韓国でも食べるという情報がある。
    薬になる 秋田県雄勝郡羽後町では「生から煎じて(煮出して)飲む」と血糖値が下がるというので薬として利用されていたという。また同県では他に湯沢市でも民間薬とされているらしい。[佐藤順さん]
    になのみそ汁 土用丑の日にニナのみそ汁を食べる。[細川 岡山県高梁市備中町黒鳥 2014/05/09]、みそ汁にして食べた。[岡山県倉敷市酒津 2014/05/09]
    田の落水にゆでて食べる 福岡県久留米市田主丸では田植え前の6月に田の用水の水を落として掃除をする。このときにコシナ(カワニナ)を取り、酒のつまみにする。

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    ゲンジボタルの保護活動、増殖が盛んになっており、本種もその餌として注目を浴びている。

    参考文献・協力

    『日本産淡水貝類図鑑 1 琵琶湖・淀川産の淡水貝類』(紀平肇、松田征也、内山りゅう 株式会社ピーシーズ)、『日本産淡水貝類図鑑 2 汽水域を含む淡水貝類』(増田修、内山りゅう 株式会社ピーシーズ)、『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社)、『図譜 人体寄生虫学』(吉田幸雄 南山堂)

    地方名・市場名

    タニシ[谷螺]
    場所三重県南牟婁郡紀宝町浅里 参考20190308 
    ゴナ
    場所三重県宇治山田・安芸郡美里村(現津市) 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    デゴナ
    場所三重県安芸郡美里村 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ホージャー ホージョーギャー
    場所佐賀地方 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ゴオヒナ
    場所佐賀県基山町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワタツボ
    場所千葉県君津市大山野 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワマギ
    場所和歌山県串本 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カーニラ
    場所埼玉県入間郡三ヶ島村、長野県佐久市落合・下閉伊郡・諏訪・松本・など 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カタッケー
    場所埼玉県入間郡宗岡村・南畑村・入西村 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カタッカイ
    場所埼玉県入間郡山口村・高麗村 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ネジリッケー
    場所埼玉県幸手市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    コーヒナ
    場所大分県 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    メョウゴツブ
    場所宮城県大河原町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ビンノジ
    場所富山県砺波市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ベントガイ
    場所富山県砺波市子撫村石動町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ベンサシガイ
    場所富山県砺波市鷹棲 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    バイ
    場所山口県徳山市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ネコガイ
    場所山口県徳山市(現周南市) 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    オビー
    場所山口県戸田村(現周南市) 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ミョウゴツブ
    場所山形県山形・村山地方 
    カンニョウボウ
    場所山形県米沢市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワギラ
    場所山梨県 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カーギラ
    場所山梨県、長野県諏訪 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カアニラ
    場所山梨県北巨摩郡明野村上手 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ガアニラ
    場所山梨県明野村上手 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    グイナ
    場所岐阜県養老町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    クロゴーナン
    場所岡山県長浜村(牛窓町) 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワニシ
    場所島根県隠岐 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ニナガイ
    場所徳山 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ゴウナ
    場所愛知県豊橋、高知県南国市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ゴウネ
    場所愛知県鳳来町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カンニョウボ
    場所新潟県 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ビンロウジ
    場所新潟県柏崎市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    オドリッコ
    場所栃木県佐野市越名 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カジッコ カワジラ
    場所栃木県塩谷郡 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワニラ
    場所栃木県大田原市・那須郡、群馬県利根郡・嬬恋、茨城県真壁郡明野町赤浜、静岡県修善寺、長野県佐久市落合、長崎県 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カニラ
    場所栃木県足利市・佐野市・葛生牟田、群馬県大泉村・明野村・邑楽町、長野県下閉伊郡 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ホウタルガイ
    場所栃木県足利市百頭 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ニイラ
    場所滋賀県大津市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    イナ
    場所滋賀県大津市・琵琶湖 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    コヒナ
    場所熊本県人吉市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    オウジャビナ
    場所熊本県八代郡宮原町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ホージョ
    場所熊本県玉名市、長崎県国見町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ホージャ
    場所熊本県玉名市・南関町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ミナ
    場所熊本県苓北町 備考『和名抄』 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    スイスイニナ
    場所福岡県京都郡犀川町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ビイナ
    場所福岡県北九州市八幡区永犬丸 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ゴシナ
    場所福岡県小竹町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ゴビナ[小蜷]
    場所福岡県小竹町、鹿児島県市来町・大隅町岩川中之内・吉松町(湧水町)・加治木 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カンニョブ
    場所福島県二本松市・福島市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ナガツブ
    場所秋田県男鹿半島・能代市・八森 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ニラ
    場所群馬県千代田町上五箇、和歌山県有田郡清水町、岐阜県吉城郡 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ニラナ
    場所群馬県千代田町五箇 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ニーナ
    場所群馬県吾妻町矢倉、山口県徳地町(山口市) 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    タノシ
    場所群馬県吾妻町矢倉、山口県徳地(山口市) 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワダニシ
    場所群馬県板倉町、奈良県 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワタニシ
    場所群馬県板倉町、長野県小県 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ニナ
    場所群馬県板倉町・吾妻町矢倉・山梨県下部村、長野県西筑・木祖、岐阜県川上村、愛知県刈谷、琵琶湖、兵庫県宝塚市、山口県 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    タニシ
    場所群馬県赤城村・吾妻町、静岡県井田、長野県松本市・諏訪、岐阜県津保谷、富山県、福井県和泉、山口県徳地(現山口市) 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カジラッコ
    場所群馬県邑楽郡明和村 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ニギラッコ
    場所群馬県館林市・明和村 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ノラボタニシ
    場所群馬県館林市大島 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カンニャンボ
    場所茨城県日立市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ケイボウ
    場所茨城県真壁郡明野町赤浜 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワホージョ
    場所長崎県松浦市鷹島 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワミナ
    場所長崎県長崎市・大村、鹿児島県串木野 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ホタルガイ
    場所長野県 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ガンジラツボ
    場所長野県上松・西筑 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    デーロ
    場所長野県上水内・柏原・更科・八幡・南安曇・有明・東筑、山形 
    ガンジラグサ
    場所長野県上閉伊郡・赤穂・飯島 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カニヒラ
    場所長野県下伊那 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ニラガイ
    場所長野県下伊那郡平岡 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カンジ
    場所長野県伊那市高頭町藤沢・辰野・伊那 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    コジキガイ
    場所長野県北佐久・小諸・北安・北城・大町・下伊那 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    コジキツブ
    場所長野県北安・木崎平・松崎 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ナガッツブ
    場所長野県北安曇社 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カンジグサ
    場所長野県南佐久・海口・川上 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ツブ
    場所長野県南安曇・明盛・梓・東筑・島立 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ツム
    場所長野県南安曇・梓 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    デーロガイ
    場所長野県南安曇・西穂高 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    デンデーロ
    場所長野県南安曇島々 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワツブ
    場所長野県南小谷・北城・八坂・常磐 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ギナッツブ
    場所長野県小県・大門 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ギンナッツブ
    場所長野県小県・長久保新町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ビナガイ
    場所長野県小県丸子 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カーニナ
    場所長野県小諸・北佐久・東筑・西筑・伊奈 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ガイロ
    場所長野県新開 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ガーニラ
    場所長野県東筑 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カーゲラ
    場所長野県茅野市宮川・諏訪 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ガンタ
    場所長野県西筑・上松 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ガンジラ
    場所長野県西筑・大桑 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ガンラ
    場所長野県西筑・新開・日義 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ガンダ
    場所長野県西筑・新開・木曽町日義・三岳 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ガンツボ
    場所長野県西筑・木祖村 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カンズ
    場所長野県諏訪・上諏訪・下伊那 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ケーガラ
    場所長野県諏訪宮川 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ガンジ
    場所長野県辰野・伊那・高遠 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ビーロンジ
    場所長野県長野・上田 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ゴーニャー ゴーネァー ゴーナイ
    場所静岡県 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    トウボシ
    場所静岡県浜松市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ゴーカイ
    場所静岡県静岡市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ゴミナ
    場所鹿児島 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    キキンミナ[飢饉蜷]
    場所鹿児島県串良町(鹿屋市)新川西 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワビナ
    場所鹿児島県出水市・大口市・市来町 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ビナ
    場所鹿児島県大和村 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    キキンビナ[飢饉蜷]
    場所鹿児島県大隅町中之内 備考藩政時代には他の藩との交易がなく、たとえ凶作でも他の藩からの食料の移入は許されなかった。こうした飢饉のときに食用にした蜷。この蜷の行商人もいた。 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    カワニナ
    場所福島県会津、滋賀県琵琶湖、徳島県徳島市・美馬郡貞光町(現つるぎ町)貞光川 参考聞取、『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
    ウラツブ
    場所秋田県雄勝郡羽後町 
    ニナ
    場所岡山県高梁市備中町黒鳥 
    コシナ
    場所福岡県久留米市田主丸町 
    ホウジャ
    場所佐賀県佐賀市兵庫町 
    オンボンボン ビンナ
    場所新潟県佐渡 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社 1988) 
  • 主食材として「カワニナ」を使用したレシピ一覧

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