28mm SL 前後になる。貝殻は硬く円錐形で、螺層は膨らまない。周縁には1列の突起列が歯車状にある。鱗片状彫刻を伴った螺肋を巡らす。軸芯と蓋の周辺部は紫色を帯びる。
ウラウズガイの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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珍魚度・珍しさ
★★★
がんばって探せば手に入る魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★
美味
分類
軟体動物門腹足綱前鰓亜綱古腹足目サザエ科(リュウテンサザエ科)リュウテン亜科ウラウズガイ属外国名
学名
Astralium haematragum (Menke,1829)漢字・学名由来
漢字 裏渦貝、裏渦介 Standard Japanese name / Urauzugai
由来・語源 『六百介品』より。「裏」すなわち貝殻の底の部分に渦潮(うずしお)を思わせる筋があるため。六百介品
江戸時代に作られた彩色図譜。600種ほどの貝類を漢名、和名で紹介したもの。著者不明。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。潮間帯〜水深20メートルの岩礁域。
房総半島、能登半島以南。生態
ー基本情報
磯などでとって遊ぶ対象。流通するものではなく、自家用などだけにとるもの。
食べにくいために利用されることは少ない。
珍しさ度 珍しい貝ではないが、流通しないので自分で採取するしかない。水産基本情報
市場での評価 流通しているものは見ていない。
漁法
産地選び方
原則的に生きているもの。味わい
旬は春
貝殻は可食部に対して重く硬い。
フタも厚くふくらみがあり、食べにくい。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/魚喰民族 石田拓治さん(長崎県長崎市)、徳島県海部郡海陽町宍喰竹ヶ島のみなさん
『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)