SL50mm前後になる。形はリュウテンに似ている。縫合が強く螺層はよく膨らむ。ふたは緑色を帯び薄い褐色もしくは白で筋などはなく平滑。縫合が強くくびれ、殻表の色や模様に変異が多い。
タツマキサザエの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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珍魚度・珍しさ
★★★
がんばって探せば手に入る魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
★★★
美味
分類
軟体動物門腹足綱前鰓亜綱古腹足目サザエ科(リュウテンサザエ科)リュウテン属外国名
学名
Turbo reevii R. A. Philippi, 1847漢字・学名由来
漢字 竜巻栄螺、龍巻栄螺 Standard Japanese name / Tatumakisazae
由来・語源 平瀬與一郎の命名。握りこぶしを思わせるサザエ型(サザエ科)で、色帯のある固体の模様が龍巻きを思わせるため。平瀬與一郎
hirasei, hiraseana, Neohirasea(平瀬與一郎 安政6-大正14 1859-1925 兵庫県淡路島福良)。京都で『平瀬商店(平瀬種禽園)』をいとなみ標本、特に貝殻を商い海外に輸出。貝類学の嚆矢。同郷の黒田徳米は同商店で丁稚をしながら貝類学を学ぶ。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。
伊豆半島、伊豆大島以南の太平洋沿岸、山口県日本海側以南。
フィリピン、西太平洋。生態
ー基本情報
伊豆半島、山口県日本海側以南で見つかるが量的には非常に少ない。非常に美しい貝で食用ではなく収集の対象だと思われる。
珍しさ度 個体数が少ないために手に入れるのはとても困難である。水産基本情報
市場での評価/流通しない。
漁法/採取
産地/選び方
原則的に生きているもの。味わい
食用貝ではないので旬などは不明、毒の有り無しも不明。
貝殻は厚く割れにくい。身は取り出しやすい。
食べる場合は自己責任で栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/伊東正英さん(鹿児島県南さつま市)
『日本近海産貝類図鑑 第二版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局 20170130)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)