徳島名産、なると金時「熟芋」大津

なると金時が作られたのは鳴門市大津


徳島県徳島市、栄寿司の尾杉卓さんにいただいたものの続き。
実は、ボク好み昔ながらのホクホクの、「なると金時」だ、と思う前に、大津に気が行ってしまった。
今回、会う人が多くて行けなかったところが、鳴門市大津だ。
鳴門市大津という地域は非常に広く、目的の律令制時代(645年の乙巳の変から摂政関白時代の1000年前後まで)の大津の港があった場所などわかりもしないが、近くに行ってみるだけでも意味があると思っていたのだ。
阿波国府は現在の徳島市国府町にあり、吉野川を北に渡って鳴門市にあるのが大津である。
また徳島本線に府中という駅があるが、読みは「こう」だ。この駅の南西にあるのが国府なので、この府中も含めて律令の役所などが散在していたのかも。

念のために、大津は土佐(高知県)にもあり、三浦(神奈川県三浦半島)にも、滋賀県にもある。
理由はわからないが、国府と大津は基本的に離れた位置にある。
大津は、律令制度では国ごとに指定されていた良港である。
立派な「なると金時」を見て、今回の徳島旅では諦めたことの多さを思い知る。

蒸してこのホクホク、焼いたらもっともっとホクホクだろう


閑話休題。
今回の「なると金時」はいつも沖洲市場(徳島市中央卸売市場)で買うものとは別物であった。
「熟芋」とあるのは一定期間寝かしたものだろう、だから甘味が強いのだ。
ほくほく感もいつも買うものとは、度合いからして違っている。
「なると金時」にもいいものと普通のものがあるんだと気がついた。

それにしてもサツマイモのねっとりは「いやだいやだのいやのすけ」(脳みそが明和・天明あたりにいるので、ついつい変なことを言ってしまう)、やはりホクホクの「なると金時」に限る。
尾杉さんありがとうございました。


関連コンテンツ

サイト内検索 (Google)

その他コンテンツ

ぼうずコンニャク本

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
魚通、釣り人、魚を扱うプロの為の初めての「高級魚」の本。
美味しいマイナー魚介図鑑
製作期間5年を超す渾身作!
美味しいマイナー魚図鑑ミニ
[美味しいマイナー魚介図鑑]の文庫版が登場
すし図鑑
バッグに入るハンディサイズ本。320貫掲載。Kindle版も。
すし図鑑ミニ ~プロもビックリ!!~
すし図鑑が文庫本サイズになりました。Kindle版も。
全国47都道府県 うますぎゴーゴー!
ぼうずコンニャク新境地!? グルメエッセイ也。
からだにおいしい魚の便利帳
発行部数20万部突破のベストセラー。
イラスト図解 寿司ネタ1年生
イラストとマンガを交えて展開する見た目にも楽しい一冊。
地域食材大百科〈第5巻〉魚介類、海藻
魚介類、海藻460品目を収録。