コウイカ(Cuttlefish)
Scientific Name / Sepia (Platysepia) esculenta Hoyle,1885
代表的な呼び名スミイカ
外套背長20cm前後。外套膜(身体の周り)を「えんぺら」と呼ぶ鰭が縁取っていて、鰭の基部に沿って白い線が走る。長い腕が獲物を捕らえるための触腕で、目の下に収納する穴があってしまっておくことができる。貝殻(甲)の先端には棘がある。
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![外套背長20cm前後。外套膜(身体の周り)を「えんぺら」と呼ぶ鰭が縁取っている。長い腕が獲物を捕らえるための触腕で、目の下に収納する穴があってしまっておくことができる。貝殻(甲)の先端には棘がある。[新イカ 34g]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/417/Thumb630/kouika0.jpg)


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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★
知っていたら通人級★★★
一般的(流通量は多くも少なくもない)★★★★
非常に美味分類 軟体動物門頭足綱二鰓亜綱コウイカ目コウイカ科コウイカ属Platysepia亜属外国名 Cuttlefish学名 Sepia (Platysepia) esculenta Hoyle,1885漢字・学名由来 漢字 甲烏賊。
由来・語源 貝殻(甲)を持つイカの意味。
甲烏賊(コウイカ)について
■ 貝殻(甲)を持つイカの意味。
■ 貝殻(甲)は貝殻の名残、浮きの役割。
■ コウイカ(ハリイカ)類の鰭を一般に「えんぺら」と呼ぶ。
烏賊 〈烏を食べるのを好み、いつも自ら水上に浮く。飛鳥はこれを見て死んでいると思い烏賊を啄みに舞い降りてくる。そこを巻き取って水中に引き込み食べてしまう。これで「烏賊(いか)」という。〉和漢三才図会地方名・市場名 地方名・市場名は長いため下部に移動しました。クリックでジャンプします。 地方名・市場名 [?] ハリイカ[針いか]
場所岡山県など西日本各地。『和漢三才図会』(寺島良安 東洋文庫 平凡社 正徳2年 1712)にも「針烏賊」 備考貝殻(甲)の後端(普通一番上と思われる部分)に針状の突起があり、それが身体の後部から飛び出しているため。