ソデイカの料理法・調理法・食べ方/生食(刺身、和え物、あぶり)、煮る(煮つけ)、揚げる(唐揚げ)、ソテー(オリーブオイルソテー)、焼く(干もの)

ソデイカの刺身

ソデイカの刺身(大型) 冷凍ブロックを切りつけたもの。大型になると非常に硬く、うま味も感じられない。冷凍することで柔らかくなり、ほんのり甘味が出てくる。イカらしいイヤミのない味わいになる。
ソデイカの刺身(小型) あまりに小さな固体はやわらかすぎて生食に向かない。だいたい500gサイズ以上で2kg前後まではそのまま水洗いして皮を剥くと刺身になる。今回のものは活けをしめて持ち帰った。筋肉は1日以上生かっていて反応が残った。食感がほどよく、ヤリイカやアオリのようなうま味は求められないが美味。
ソデイカのフライ 熱を通すと硬く締まりすぎるので火の通し加減が難しい。大型のものは厚みを1cm以内にして塩コショウする。小麦粉をまぶし、卵・小麦粉・水(牛乳でも)で作った衣をからめ、パン粉をつけて揚げる。
ソデイカのぬた ブロックを適当に切って生のままゆでたアサツキと酢みそ(みそ・酢・砂糖・硬さ調整に昆布だし)と和えてぬたにしてみた。軽く湯引きしてもいい。ヤリイカなどと比べるとひと味足りないのを酢みそが補う。
ソデイカのあぶり 若い固体を水値して柔らかすぎる皮を剥く、適当に切れ目を入れて、酒・醤油を合わせた地につけ込む。1時間以上置き、水分をよく切りあぶる。じっくり焼くと水分が出て縮むので短時間火を通す。
ソデイカの唐揚げ 幼イカは柔らかすぎて、もろい。水洗いして水分を含んだ皮を剥く。水分をよく取り、片栗粉をまぶして揚げる。表面がさくっと揚がり、イカらしい風味も楽しめる。スナック菓子気分で楽しめる。
ソデイカのオリーブオイル炒め 若いソデイカを水洗いして適当に切る。水分をよくきり、ニンニク風味のオリーブオイルで短時間さっとソテーする。リーキやセロリなど好みの野菜と炒めるといい。
ソデイカの一夜干し 若い固体を使う。内臓を取り、塩水に漬ける。水分をよくきり、半日から1日干し上げる。塩加減は控えめにしないと塩辛くなる。スルメイカなどと比べるとイカらしい風味は劣るものの味はいい。