最大TL 65cm前後になる。全体鮮やかに赤く、尾鰭は三日月形で明るい黄色の縁取りはなく、白く(透明な)細い縁取りがある。幼魚のときに褐色の縦縞がない。
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![最大TL 65cm前後になる。全体鮮やかに赤く、尾鰭は三日月形で明るい黄色の縁取りはなく、白く(透明な)細い縁取りがある。幼魚のときに褐色の縦縞がない。[銭州、全長25cm・重208g]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/810/Thumb630/20211116383.jpg)

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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目ハタ科ハタ亜科バラハタ属外国名
学名
Variola albimarginata Baissac,1953漢字・学名由来
漢字 尾白薔薇羽太 Ojirobarahata
由来・語源/「薔薇羽太」はバラハタ属の魚という意味。「尾白」は尾鰭の後縁が白い(透明)ため。
英名、White-edged lyretail 「White-edged」の訳ではないかと考えている。「lyretail」はギリシャの竪琴のような形の尾鰭という意味。
〈オジロバラハタ(新称) 尾鰭後縁が白色で、……〉。解説/片山正夫 『日本産魚類大図鑑』(益田一、荒賀忠一、尼岡邦夫、上野輝弥彌、吉野哲夫 東海大学出版会 1984)地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。沿岸の岩礁域やサンゴ礁外縁の水深4-200m。
[銭州/幼魚]、小笠原諸島、[三重県熊野市]、愛媛県深浦、沖縄諸島以南の琉球列島。
台湾南部、南沙諸島、インド洋の局所、クゥゼリン関東(マーシャル諸島)、西太平洋、サモア諸島。生態
ー基本情報
バラハタ類2種は区別されないで流通している。
シガテラ毒を持つ場合があり注意が必要。
沖縄ではバラハタ類は食用魚。水産基本情報
市場での評価 流通量は少ない。小形なのでハタ類では安い。
漁法 刺突漁、釣り
産地 沖縄県選び方
ー味わい
旬は不明。
鱗は細かく硬く皮膚に入り込んでいる。すき引きする方が取りやすい。皮は硬く強い。
透明感のある白身で熱を通しても硬く締まらない。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
『原色 沖縄の魚』(具志堅宗弘 タイガー印刷 1972)、沖縄水産試験場 沖縄で漁獲される主要魚の名称一覧表、『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)