マドカエゾボラ(Whelk)

Scientific Name / Neptunea (Golikovia) ennae Skurai and Tiba 1969

マドカエゾボラの形態写真

殻長8センチ前後になる。

  • 魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度

    ★★★★★

    知っていたら学者級

    ★★

    地域的、嗜好品的なもの

    ★★★

    美味
    分類
    軟体動物門腹足綱前鰓亜綱真腹足目アッキガイ超科エゾバイ科エゾボラ亜科エゾボラ属ユウビエゾボラ亜属
    外国名
    Whelk
    学名
    Neptunea (Golikovia) ennae Skurai and Tiba 1969
    漢字・学名由来
    漢字 円蝦夷法螺
    由来・語源 桜井欽一、千葉蘭兒の命名。肩がなく丸みを帯びているため。
    地方名・市場名 [?]
    生息域
    海水生。水深100〜200メートル。
    銚子〜岩手県沖。
    生態
    基本情報
    銚子〜三陸までの底曳き網などに混ざるもので産地周辺でのみ利用されているものと思われる。
    味のいい巻き貝だが、むしろ貝の収集の対象として人気があるよう。
    水産基本情報
    市場での評価 入荷は希。小型なのであまり値がつかない。
    選び方
    原則的に生きているもの。粘液などの出ていないもの。
    味わい
    旬は不明
    貝殻は硬いがややもろい。
    足(筋肉)に斑などがなく熱を通してもあまり硬くならない。
    含まれる毒・テトラミンについて
    ■ 足を割るとクリーム色の柔らかなゼリー状の物体がある。これが唾液腺。ここにテトラミンが含まれている。
    ■ 主にNeptunea(エゾボラ属)の巻き貝の唾液腺に含まれる。
    ■ Neptunea(エゾボラ属)以外にはスルガバイ(エゾバイ科エゾバイ属Buccinumのスルガバイ、フジツガイ科のアヤボラなどにも含まれる。
    ■ 発症する唾液腺の量は個人差がある。
    ■ 食べると後頭部の激しい痛み、目眩、酒に酔ったような状態になり、吐き気、眼底の痛みをともなう。
    栄養
    寄生虫
    食べ方・料理法・作り方
    調理法
    刺身、酒蒸し、焼きつぶ
    刺身 ほどよい食感があり、貝らしい風味、味が楽しめる。小振りなので足(筋肉)が小さいのが難点。
    酒蒸し 酒蒸しにし、足を開いて唾液腺を取ってから、酢みそ、またはそのまま食べる。
    焼きつぶ 酒蒸し、もしくはゆでて身を取り出し、唾液腺を取り、貝殻にもどして焼いてしょうゆ味をつける。
    貝殻は明るい茶色。貝殻は硬く螺肋(貝殻にある筋)、螺肋(貝殻にある筋)がなく表面が滑らか。
    マドカエゾボラの刺身刺身にして食べると非常に美味。
    好んで食べる地域・名物料理
    加工品・名産品
    釣り情報
    歴史・ことわざ・雑学など
    参考文献・協力
    『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)
  • 主食材として「マドカエゾボラ」を使用したレシピ一覧

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