クビレバイ

Scientific Name / Buccinum opisthoplectum Dall,1907

代表的な呼び名トウダイツブ

クビレバイの形態写真

11cm SL 前後になる。貝殻は白いが黄褐色の殻皮をかぶる。貝殻は薄く縫合はくびれる。体層の螺肋は細くくっきりしている。縫合下には不規則な褶(畝状の皺)がある。外唇は厚くなり反転する。(울진군죽변항(蔚珍郡竹辺港)産)
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11cm SL 前後になる。貝殻は白いが黄褐色の殻皮をかぶる。貝殻は薄く縫合はくびれる。体層の螺肋は細くくっきりしている。縫合下には不規則な褶(畝状の皺)がある。外唇は厚くなり反転する。(울진군죽변항(蔚珍郡竹辺港)産)11cm SL 前後になる。貝殻は白いが黄褐色の殻皮をかぶる。貝殻は薄く縫合はくびれる。体層の螺肋は細くくっきりしている。縫合下には不規則な褶(畝状の皺)がある。外唇は厚くなり反転する。(울진군죽변항(蔚珍郡竹辺港)産)11cm SL 前後になる。貝殻は白いが黄褐色の殻皮をかぶる。貝殻は薄く縫合はくびれる。体層の螺肋は細くくっきりしている。縫合下には不規則な褶(畝状の皺)がある。外唇は厚くなり反転する。(울진군죽변항(蔚珍郡竹辺港)産)11cm SL 前後になる。貝殻は白いが黄褐色の殻皮をかぶる。貝殻は薄く縫合はくびれる。体層の螺肋は細くくっきりしている。縫合下には不規則な褶(畝状の皺)がある。外唇は厚くなり反転する。(島根県大田産)11cm SL 前後になる。貝殻は白いが黄褐色の殻皮をかぶる。貝殻は薄く縫合はくびれる。体層の螺肋は細くくっきりしている。縫合下には不規則な褶(畝状の皺)がある。外唇は厚くなり反転する。(島根県大田産)
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    動物門軟体動物門腹足綱前鰓亜綱新生腹足上目新腹足目アクキガイ超科エゾバイ科エゾバイ属ヒモマキバイグループ

    外国名

    学名

    Buccinum opisthoplectum Dall,1907

    漢字・学名由来

    漢字 括れ貝 Kubirebai
    由来・語源 黒田徳米の命名。縫合(体層と体層の間)が括れているため。基産地、日本海。
    Kuroda
    黒田徳米(くろだ とくべい Kuroda Tokubei 1886-1987 兵庫県淡路島)。貝類学者。日本貝類学会創設者で、会長にもなった。同郷の平瀬與一郎の平瀬商店に丁稚奉公にあがり、貝類の収集、のちに分類にたずさわる。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。水深30〜80メートル。
    島根県以北日本海。
    韓国東岸。

    生態

    基本情報

    日本海側でも西部でとれる巻き貝で専門の漁もなく、量の少ないもの。
    非常に地域性の高いものだと思われる。
    北海道のオオカラフトバイ、ヒモマキバイ、東北太平洋側のシライトマキバイなどと同様に「灯台つぶ(トウダイツブ)」という名で扱われ、陰に隠れた存在で目立たない。

    水産基本情報

    市場での評価 関東には非常に希に入荷してくる。
    漁法 底曳き網
    産地 島根県

    選び方

    原則的に生きているもの。粘液などが垂れていないもの。

    味わい

    旬は不明
    貝殻が薄く硬い。
    足(筋肉)に黒い斑があり、わたにくせがない。
    熱を通しても硬くならない。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    クビレバイの料理法・レシピ・食べ方/煮る(酒蒸、煮貝)、ソテー(バター焼き)、焼く(串焼き)、生食(刺身)


    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)
  • 主食材として「クビレバイ」を使用したレシピ一覧

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