カガバイ

Scientific Name / Buccinum bayani Jousseaume,1883

カガバイの形態写真

10cm SL 前後になる。縫合は浅く殻質はやや硬い。殻表は布目状で赤みのある褐色のはがれにくい殻皮をかぶる。[13cm SL 新潟県糸魚川市親不知 バイカゴ/水深約400~500m]
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10cm SL 前後になる。縫合は浅く殻質はやや硬い。殻表は布目状で赤みのある褐色のはがれにくい殻皮をかぶる。[13cm SL 新潟県糸魚川市親不知 バイカゴ/水深約400~500m]10cm SL 前後になる。縫合は浅く殻質はやや硬い。殻表は布目状で赤みのある褐色のはがれにくい殻皮をかぶる。[13cm SL 新潟県糸魚川市親不知 バイカゴ/水深約400~500m]10cm SL 前後になる。縫合は浅く殻質はやや硬い。殻表は布目状で赤みのある褐色のはがれにくい殻皮をかぶる。[13cm SL 新潟県糸魚川市親不知 バイカゴ/水深約400~500m]10cm SL 前後になる。縫合は浅く殻質はやや硬い。殻表は布目状で赤みのある褐色のはがれにくい殻皮をかぶる。[11cm SL 山形県酒田市]10cm SL 前後になる。縫合は浅く殻質はやや硬い。殻表は布目状で赤みのある褐色のはがれにくい殻皮をかぶる。[10cm SL 山形県酒田市]10cm SL 前後になる。縫合は浅く殻質はやや硬い。殻表は布目状で赤みのある褐色のはがれにくい殻皮をかぶる。[14.5cm SL 韓国東岸]10cm SL 前後になる。縫合は浅く殻質はやや硬い。殻表は布目状で赤みのある褐色のはがれにくい殻皮をかぶる。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    軟体動物門腹足綱前鰓亜綱新生腹足上目新腹足目アクキガイ超科エゾバイ科エゾバイ属アニワバイグループ

    外国名

    学名

    Buccinum bayani Jousseaume,1883

    漢字・学名由来

    漢字/加賀貝 Kagabai
    由来・語源/『介志』より。畦田伴存が手に入れた貝殻が、加賀藩(石川県)から送られて来たからではないか?
    介志
    畦田伴存著。江戸時代後期。15属2233種の貝を図示。目八譜よりも後に成立。多くの和名を創出している。

    地方名・市場名

    ホンバイ[本ばい]
    場所新潟県糸魚川市 参考松澤周一さん(新潟県糸魚川市) 
    マバイ
    場所日本海 参考『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局) 

    生息域

    海水生。水深100-200m。
    日本海に生息とあるが、富山湾〜山形県沖までではないかと思っている。
    生息域について 能登半島以西にいるものは基本的にエッチュウバイ(左)、能登半島以東はカガバイ(右)とエッチュウバイが混ざる。[13cm SL 新潟県糸魚川市親不知 バイカゴ/水深約400~500m]

    生態

    基本情報

    日本海産エゾバイ属の中ではやや大型種。一般に「ばい」のひとつとされている。ただし「ばい」は一定の巻き貝に対する言語ではないので、本種の存在をわかりにくくしている。
    富山湾以北の本州日本海側で見ている。漁獲量は少なく産地周辺で流通している可能性が高い。関東ではほとんど見ていない。
    この地域ではバイカゴだけではなく様々な漁で混ざるのではないかと思うが、日本海西部の島根県や山口県ほど大規模な漁はしていないと思う。

    水産基本情報

    市場での評価/関東にはほとんど入荷してこない。入荷してもエッチュウバイと区別しない。あまり高くない。新潟県ではエッチュウバイと比べると安い。
    漁法/
    産地/富山県、新潟県、山形県

    選び方

    原則的に生きているもの。弱ってくると粘液を出す。

    味わい

    旬は不明。
    貝殻はエッチュウバイなどと比べると硬く手で割れない。唾液腺に毒はない。軟体(足)は白いが微かに赤みがかっている。
    熱を通しても硬くならない。
    エッチュウバイ(左)、カガバイ(右) エッチュウバイは乳白色で柔らかく、カガバイはかすかに赤みがかり少し硬い。

    栄養

    寄生虫

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    カガバイの料理法・レシピ・食べ方/生食(刺身)、煮る(塩ゆで、醤油煮)

    カガバイの刺身 エゾバイ属のなかで比較的貝殻の柔らかい部類なので、身を取り出すときは貝殻を割る。内臓を取り除き足を割り、唾液腺をとる。初めに何もつけずヌメリをもみ出す。ある程度ヌメリが出て来たら一度洗い、今度は塩を加えてもむ。ヌメリがなくなってきたらていねいに洗い、水分をよくきり薄く切り放す。貝らしい風味があり、食感も心地よい。美味である。

    カガバイの煮つけ(醤油煮) できるだけ小型を使うといい。大型は薄味でじっくり煮て味わい深い。ざっと水洗いして水分をよくきる。鍋に貝・水・醤油・みりん・酒を入れて火をつけて、煮上げる。終始強火で煮汁をからめるように煮る。基本的な料理法で煮ても硬くならず、ワタにもうま味がある。
    カガバイの塩ゆで 大きさは問わない。ざっと水洗いして水分をよくきる。鍋に塩・水と貝を入れて火をつけてゆでる。大きさによってゆで時間が変わる。もしも冷凍保存するなら塩ゆでしてからがオススメ。嫌みのない味わいでおいしい。
    カガバイの湯引き(ぬた) 貝殻を割り、足を取り出す。粘液をもみ出して適当に切り、塩水で湯通しする。氷水に落として粗熱と残っているぬめりを流し、水分を切る。これを酢みそ、わさび醤油などで食べる。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/松澤周一さん(恵比寿丸 新潟県糸魚川市外波)
    『日本近海産貝類図鑑 第二版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局 20170130)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)
  • 主食材として「カガバイ」を使用したレシピ一覧

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