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56cm SL 前後になる。クエににているが体側に目立った模様がない。クエ以上に頭部は小さい。背鰭棘13-14(通常13)でクエ14-16(通常15)よりも少ない。前鰓蓋骨の角部に著しく肥大した棘が 2–4 本ある。[56cm SL・4.384kg]
ミナミクエの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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珍魚度・珍しさ
★★★★
正に珍魚・激レア生物魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★★★
究極の美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目ハタ科ハタ亜科アカハタ属外国名
学名
Epinephelus randalli Hoshino, Senou and Nguyen, 2024漢字・学名由来
漢字/南九絵 Standard Japanese name / Minamikue
由来・語源/国内本州以南に普通のクエよりも、南の海域に生息するため。
2024年に学名を与えて新種記載したもの。
命名は星野浩一さん(国立研究開発法人水産研究)、瀬能宏、Nguyen Quan Vanさん(ベトナムの水産学者 Institute of Marine Environment and Resource)。Senou
瀬能 宏 (Senou Hiroshi)1958年東京生まれ。農学博士。魚類の分類学・生物地理学・保全生物学。神奈川県立生命の星・地球博物館、主任学芸員。
地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。
熊本県天草、鹿児島県。
中国福建省南シナ海、東シナ海。生態
ー基本情報
熊本県以南に生息する魚だが、新種なので詳細は不明である。クエに非常に似ているので、知らず知らずに流通している可能性がある。鹿児島県などでは希に水揚げがあるので、鹿児島県産のクエはじっくり見る必要がある。
大きさなどは不明だが、クエと変わらず、非常においしい。ハタ類でも最上位の味だと思う。
珍魚度 国内での水揚げは非常に希。間違いなく珍魚である。水産基本情報
市場での評価/入荷を確認できていない。
産地/熊本県、鹿児島県
漁法/釣り選び方
触って張りのあるもの。鰓が赤いもの。味わい
旬は不明。
鱗は細かく取りにくいのですき引きすべきかも。皮は厚みがあって硬い。骨はやや硬い。
透明感のある白身で血合いは非常に淡い。熱を通しても硬く締まらない。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ミナミハタの料理・レシピ・食べ方/蒸す(蒸し魚)、煮る(鍋)、生食(刺身、マリネ)、焼く(塩焼き)
ミナミクエの蒸し魚(清蒸) ハタ科の定番料理、蒸し魚にすると皮のおいしさが際立つ。頭部には思った以上の多くの身があり、非常に柔らかくて豊潤である。強いうま味がある。クリックで閉じます![]()
水洗いして頭部を半割にする。ていねいに鱗などをこそげ落としてざっと洗い、蒸し器で15〜20分ほど蒸す。蒸し上がったらたれ(紹興酒、醤油、砂糖)をかけ香りのある香菜やねぎを乗せて煙が出るくらい熱した油をかける。
ミナミクエの酒塩鍋 もっとも単純な昆布だしに酒・塩で煮ながら食べる。最初は切りだけ食べて、後に野菜や豆腐を食べて、最後に雑炊に。骨の多い部分は少しなのにうま味豊かなだしが出る。身に柔らかくて甘味がある。クリックで閉じます![]()
三枚に下ろし、腹の部分などうぃ切り身にする。湯通しして氷水に落として残った鱗やぬめりを流す。水をきり、昆布だしに酒と塩で味つけしたつゆで煮立たせないように火を通す。
ミナミクエの刺身 写真は漁獲後6日目くらいである。3日目くらいから食べ始めたが6日目、7日目がいちばん味わい深かった。非常に脂がのっていて口溶け感があって甘く、強いうま味がある。クリックで閉じます![]()
水洗いして三枚に下ろす。背と腹を分けて皮を引き、刺身状に切る。好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/桂計助さん(川津義雄商店 熊本県熊本市西区田崎町)、桝光晴さん(かねいわ水産 兵庫県神戸市)
論文など/中村潤平さん(いおワールド鹿児島水族館)、和田英敏さん(神奈川県立生命の星・地球博物館)
『九州西部から得られた日本初記録のハタ科魚類ミナミクエ Epinephelus randalli』(中村潤平、和田英敏、藤原昌髙、本村浩之)
