テンジクアジ

Scientific Name / Carangichthys oblongus (Cuvier, 1833)

テンジクアジの形態写真

42cm SL 前後になる。横から見ると猫の目形から徐々に体高が体長に比べて低くなる(細長くなる)。背鰭の先が糸状に長く伸びるが、臀鰭も長いが糸状にはならない。側線直線部分は側線前方曲線部分よりも長く、直線部分全体にわたって稜鱗は発達している。背鰭軟条数は20-22、背鰭(しり)軟条基底部分に目立った斑紋はない。遊離臀鰭棘は露出していて可動。[42cm SL ・1.65kg]
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42cm SL 前後になる。横から見ると猫の目形から徐々に体高が体長に比べて低くなる(細長くなる)。背鰭の先が糸状に長く伸びるが、臀鰭も長いが糸状にはならない。側線直線部分は側線前方曲線部分よりも長く、直線部分全体にわたって稜鱗は発達している。背鰭軟条数は20-22、背鰭(しり)軟条基底部分に目立った斑紋はない。遊離臀鰭棘は露出していて可動。[42cm SL ・1.65kg]42cm SL 前後になる。横から見ると猫の目形から徐々に体高が体長に比べて低くなる(細長くなる)。背鰭の先が糸状に長く伸びるが、臀鰭も長いが糸状にはならない。側線直線部分は側線前方曲線部分よりも長く、直線部分全体にわたって稜鱗は発達している。背鰭軟条数は20-22、背鰭軟条基底部分に目立った斑紋はない。遊離臀鰭(しり)棘は露出していて可動。背鰭軟条数は20-22、背鰭軟条基底部分に目立った斑紋はない。直線部分全体にわたって稜鱗は発達している。遊離臀(しり)鰭棘は露出していて可動。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目アジ科イトヒラアジ属

    外国名

    学名

    Carangichthys oblongus (Cuvier, 1833)

    漢字・学名由来

    漢字 天竺鰺 Tenjikuaji
    由来・語源 「天竺=インド」だろうと思われるが不明。インド洋に多いという意味かも。
    『魚類の形態と検索』(松原喜代松 岩崎書店 1955)、『魚類大図鑑 南日本の沿岸魚』(益田一、荒賀忠一、吉野哲夫 東海大学出版会 1975までは未記載。『原色 沖縄の魚』(具志堅宗弘 タイガー印刷 1972)にイトヒラアジはあるが本種はない。『日本産魚類大図鑑』(益田一、荒賀忠一、尼岡邦夫、上野輝弥彌、吉野哲夫 東海大学出版会 1984)には具志堅宗弘の解説で掲載。
    Cuvier
    バロン・ジョルジュ・レオポルド・クレティアン・フレデリック・ダゴベール・キュヴィエ(Baron Georges Léopold Chrétien Frédéric Dagobert Cuvier 1769-1832) スエーデンのリンネ、フランスのビュフォンの分類体系に解剖学や古生物学などを加味して現在の形の礎を作った巨人のひとり。

    地方名・市場名

    ヒラバー
    場所鹿児島県種子島 参考『種子島の釣魚図鑑』(鏑木紘一 たましだ舎 2016年) 
    ナガエバ
    場所鹿児島県南さつま市笠沙 

    生息域

    海水魚。内湾やサンゴ礁域。
    相模湾、高知県以布利島、宮崎県延岡、[富山湾 2008-2018 年に富山湾で新たに記録した魚類 木村知晴・西馬和沙・不破光大・稲村 修(魚津水族館)]、山口県日本海側、長崎県、鹿児島県南さつま市笠沙・内之浦湾、沖縄島。台湾、インド-西太平洋域。

    生態

    基本情報

    熱帯系のアジであまりまとまってとれないので、主に沖縄県、鹿児島県などでほそぼそと食用になってい。
    実に味のいい魚。また九州、本州などで意味のない保健所による水揚げの規制が行われている。これなど明らかに無知から来るもの。早く改善すべきだ。

    水産基本情報

    市場での評価 沖縄県、鹿児島県などで水揚げがあるが非常に少ない。安い。
    漁法 定置網
    産地 沖縄県、鹿児島県

    選び方

    触って張りのあるもの、目が澄んでいるもの。

    味わい

    旬は不明。
    稜鱗(ぜんご)は硬く刺々しい。鱗は薄く取れやすい。皮は薄い。骨は細いが硬い。
    透明感のある白身で血合い、銀皮がきれいだ。
    あらなどからいいだしが出る。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    生食(刺身)、焼く(塩焼き)、煮る(煮つけ)、汁(みそ汁、潮汁)、揚げる(フライ)、ソテー(バター焼き、ムニエル)
    テンジクアジの刺身
    テンジクアジの刺身 シマアジに似た身質で目隠しされると区別がつかないかも知れない。非常に上質で新しくても多少時間が経ってもとても味わい深い。シマアジ同様に背の青い魚特有のうま味と白身のうまさを併せ持っている。
    テンジクアジの塩焼きテンジクアジの塩焼き アジ類ならではの風味が感じられて、実にうまい。白身でくせがなく、身離れもいい。
    テンジクアジの煮つけテンジクアジの煮つけ くせのない白身で、いいだしが出るので煮つけにしても実に味がいい。
    テンジクアジのみそ汁テンジクアジのみそ汁 あらなどから実に言い出しがでるので、みそ汁は絶品である。
    テンジクアジのフライテンジクアジのフライ 揚げてもぱさつかず、しっとりとしていて美味。
    テンジクアジのムニエル 小振りのものは丸ごとバター焼きなどにして美味しい。焼き上がりにしょうゆをたらすとおかずになる。またポワレにはならないがムニエルには向いている。これも実に美味しい。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力す伊東正英(鹿児島県南さつま市笠沙)
    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)
  • 主食材として「テンジクアジ」を使用したレシピ一覧

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