40cm SL 前後になる。口の中は白く体高が高い。腹鰭真前方部胸部から胸鰭基部にかけての無鱗域は繋がっている。側線は直線部分が短く前方の曲線部分が長い。直線部分から曲線になる境真上から前方の軟条は15、オキアジは12。
インドオキアジの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目アジ科オキアジ属外国名
学名
Uraspis uraspis (Günther, 1860)漢字・学名由来
漢字 印度沖鰺
由来・語源 オキアジでより南方系という意味。オキアジは沖合を回遊するアジという意味合い。地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。沿岸の50〜130メートルの泥底。
土佐湾、鹿児島県南さつま市笠沙・薩摩半島・大隅半島、沖縄島。
台湾、福建省・広東省・海南島、紅海〜ニューギニア島、オーストラリア北岸、インド-西太平洋。生態
ー基本情報
水揚げ量も、流通上も国内では少ない魚。オキアジと混同されて水揚げ、流通している可能性が高い。味もオキアジと変わらない。水産基本情報
市場での評価 関東では非常に希に見かける。やや高値。
漁法 定置網
産地 沖縄県、鹿児島県選び方
触って張りのあるもの。目が澄んでいるもので、鰓が赤いもの。味わい
旬は不明。
鱗は細かく取りやすい。皮は厚みがあって薄皮・皮ともに強い。骨は柔らかい。
白濁しやすい白身で、熱を通しても硬く締まらない。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
インドオキアジの料理法・調理法・食べ方/生食(刺身)、焼く(塩焼き、漬け魚)、煮る(煮つけ)、揚げる(フライ、唐揚げ)クリックで閉じます
インドオキアジの刺身 三枚に下ろして腹骨・血合い骨を取り、皮を引き刺身にする。見た目も味わいもマナガツオに似ている。ただしアジの持つ背の青い魚特有のうま味もある。非常に味わい深く、食べ飽きない。
インドオキアジの塩焼き 夏の固体は脂がのっていた。切り身にして振り塩をする。1時間前後寝かせてじっくり焼き上げる。皮目に独特の風味があって実に味わい深い。身には強いうま味成分から来る甘味がある。クリックで閉じます好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/伊東正英さん(鹿児島県南さつま市笠沙)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)