ヒトスジモチノウオ(Ringtail maori wrasse)
Scientific Name / Oxycheilinus unifasciatus (Streets, 1877)
体長38cm前後になる。側へんし左右に平たい。尾柄部の前方に白い横縞が1本ある。ほおから鰓蓋上にある褐色の筋は鰓蓋後部まで達する。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★★
知っていたら学者級★★
地域的、嗜好品的なもの★★★
美味生息域 海水魚。岩礁域、サンゴ礁域。
伊豆諸島、小笠原諸島、和歌山県串本、高知県柏島、愛媛県愛南、屋久島、琉球列島、南大東島。
台湾南部、東沙諸島、南沙諸島、東インド-太平洋(キーリング諸島以東、イースター島を除く)生態 ー基本情報 ー水産基本情報 沖縄県ではサンゴ礁域での釣りや、追い込み漁で揚がる魚のひとつ。ミツバモチノウオなどと一緒に競りにかけられるのだと思う。単体での利用法などはわからないが、嫌みのない白身なのでまーす煮や揚げ物などになっているのだと思う。選び方 体色がくっきりしているもので、触って張りのあるもの。味わい 旬は不明。
鱗は薄く柔らかく取りにくい。皮は厚みがあって強い。骨は硬くない。
透明感のある白身で熱を通しても硬く締まらない。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 協力/川東守昭さん・繭右さん、屋久島安房のみなさん
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)