シマタレクチベラ

Scientific Name / Hemigymnus fasciatus (Bloch, 1792)

シマタレクチベラの形態写真

SL 80cm前後。側へんし、体側に数本の横縞がある。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系ベラ亜目ベラ科シマタレクチベラ属

    外国名

    学名

    Hemigymnus fasciatus (Bloch, 1792)

    漢字・学名由来

    漢字/縞垂口倍良
    由来・語源/不明

    地方名・市場名

    ナンドゥラー
    場所沖縄県石垣市 備考ベラ類の総称。 

    生息域

    海水魚。サンゴ礁域。
    八丈島、小笠原諸島、硫黄島、沖ノ鳥島、和歌山県田辺湾、高知県柏島、屋久島、琉球列島、南大東島。
    台湾、福建省、東沙諸島、西沙諸島、南沙諸島、タイランド湾、ハワイ諸島・イースター島をのぞくインド-太平洋。

    生態

    基本情報

    食用魚としては珍しいもののひとつ。

    水産基本情報

    市場での評価/小型は比較的安い。
    漁法/刺突漁、刺し網
    産地/沖縄県

    選び方

    触って張りのあるもの。模様がくっきりしているもの。

    味わい

    旬は不明。
    鱗は小さい時は比較的薄く取りやすい。大きくなると硬く取りにくくなる。皮は厚みがあって強い。骨は柔らかい(小型)。
    透明感のある白身で適度に繊維質、熱を通しても硬く締まらない。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    シマタレクチベラの料理法/煮つけ(小型を料理しただけの評価)

    シマタレクチベラの煮つけ 小型なので丸のまま煮つけた。水洗いして熱湯に通して、冷水に落として残った鱗、ぬめりを流す。(鮮度がよければ湯通しの必要はない)水分をよくきり、水、泡盛、みりん、しょうゆで煮上げる。日本酒、しょうゆのみでも、砂糖を加えてこってり煮てもうまい。甘い方がご飯に合う。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/海鮮料理店 島(沖縄県恩納村)
    『日本近海産貝類図鑑 第三版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局 20170130)
  • 主食材として「シマタレクチベラ」を使用したレシピ一覧

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