SL 35cm前後になる。色彩は様々。口が非常に長く伸びる。
ギチベラの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)




![SL 35cm前後になる。色彩は様々。口が非常に長く伸びる。[SL15cm]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/2318/Thumb630/gitibera00.jpg)
![SL 35cm前後になる。色彩は様々。口が非常に長く伸びる。[SL15cm]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/2318/Thumb630/gitibera000.jpg)


-
魚貝の物知り度
★★★★
知っていたら達人級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★
美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目ベラ亜目ベラ科ギチベラ属外国名
学名
Epibulus insidiator (Pallas, 1770)漢字・学名由来
漢字/不明 Gitibera
由来・語源/1938年以前につけられた和名で、まったく意味がわからない。Pallas
Peter Simon Pallas (ペーター・ジーモン・パラス 1741年〜1811年)。ドイツの動物・植物学者で、サンクトペテルブルク科学アカデミーの教授になり主にロシアで研究する。主に冷水域の魚を記載した。ホッケ類、アイナメ類など国内海域にいる多くの魚類を記載。地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。岩礁域、サンゴ礁域。
八丈島、和歌山県串本、(愛媛県愛南)、屋久島、琉球列島、南大東島。
台湾南部、東沙諸島、南沙諸島、タイランド湾、インド-イースター島を除く太平洋。生態
ー基本情報
沖縄県、鹿児島県奄美などでは食用魚。クセのない白身で煮つけなどに利用されている。水産基本情報
市場での評価 主に琉球列島で取引されている。
漁法
産地 沖縄県選び方
触って張りのあるもの。味わい
旬は不明
鱗は非常に軟らかく大きい。手ではげるほどだが取りにくい。皮は厚みがあり、しっかりしている。骨は硬い。
透明感のある白身でやや水っぽい。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ギチベラの料理法・レシピ・食べ方/煮る(煮つけ)、ソテー(バター焼き)、揚げる(唐揚げ)、生食(皮霜造り)、汁(みそ汁)クリックで閉じます
ギチベラの煮つけ あまり大きくならないので1尾丸ごと煮る方が見た目的にもいい。水洗いして一度湯湯通しする。冷水に落として残った鱗やぬめりを流す。これを酒・しょうゆ味で煮つける。味つけは自由でいい。煮崩れやすいものの、柔らかく甘味のありとてもおいしい。
ギチベラのバター焼き 産卵後で痩せた個体だったので、水洗いして水分をよく拭き取る。塩コショウして多めの油でじっくりとソテーする。仕上がりにマーガリン(バターでも)で風味づけする。ソテーすると強く締まり、硬くなる。食べにくくなるが嫌みのない味わいである。クリックで閉じます好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/河村雄太さん(沖縄県石垣市)
沖縄水産試験場 沖縄で漁獲される主要魚の名称一覧表
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)