未利用魚とはなにか? 定義と目次

未利用魚目次

未利用魚の深刻度と定義


未利用魚には性質があるし、量的な問題もある。社会問題化するほど深刻か? を整理する。
●未利用魚とは。
なんども書いているが、人の口に直接入らないもの。またブリやシイラなどの幼魚など量の多いものだ。
●未利用魚だけど問題にするに値しないもの。
ツバクロエイ、トビエイ、ダルマオコゼなど見た目が異様で目立つけど、量的に少ないもの。未利用魚だけど行政などは無視していい、あえていうと未利用魚ではないとさえ言える。
●臭みが強いもの。
クロハギ類、イスズミ類などは非常に深刻だ。臭みはあるけれど扱い次第では流通できるタカノハダイ、ニザダイ、アイゴなどはあまり深刻ではない。
●毒があるもの、棘が強かったり粘液が多かったりで、量も多いもの。
ホシフグはときに大量にとれ、毒性がわからないので深刻な未利用魚だ。ギマなどは棘が強く大量の粘液を出す上に量が多い。ウミスズメ、モヨウフグなどは量は少なく、種も少ないので未利用魚とは言えない。
●成長段階で未利用魚になる魚。
ブリ、シイラ、などはある程度の大きさになると値段がつくが小さいものは、ほとんど値がつかず、ときに魚粉となる。量が多く、非常に深刻である。
●地域性の高いもの。
サメ類、オキヒイラギ、サッパ(ままかり)、ヒラなどは食用とする地域としない地域がくっきりと分かれる。地域によってはまったく値がつかない。
●伝統的な食文化の衰退から生まれる未利用魚。
練り製品や加工業の衰退、煮つけなど伝統的な料理の衰退などで値がつかなくなっているもの。サメ類、エイ類、ブダイ類など。


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