チカメタカサゴ

Scientific Name / Pinjalo pinjalo (Bleeker, 1850)

チカメタカサゴの形態写真

60cm SL 前後になる。背は濃いオレンジ色、下部は明るいオレンジ色である。体高はなく側へん(左右に平たい)する。背鰭基部は鱗に覆われる。背鰭棘は11、背鰭軟条は14-15。眼の中心はほぼ体軸上にある。尾鰭は強く湾入する。[55cm SL・4.015kg]
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60cm SL 前後になる。背は濃いオレンジ色、下部は明るいオレンジ色である。体高はなく側へん(左右に平たい)する。背鰭基部は鱗に覆われる。背鰭棘は11、背鰭軟条は14-15。眼の中心はほぼ体軸上にある。尾鰭は強く湾入する。[55cm SL・4.015kg]60cm SL 前後になる。背は濃いオレンジ色、下部は明るいオレンジ色である。体高はなく側へん(左右に平たい)する。背鰭基部は鱗に覆われる。背鰭棘は11、背鰭軟条は14-15。眼の中心はほぼ体軸上にある。尾鰭は強く湾入する。[55cm SL・4.015kg]60cm SL 前後になる。背は濃いオレンジ色、下部は明るいオレンジ色である。体高はなく側へん(左右に平たい)する。背鰭基部は鱗に覆われる。背鰭棘は11、背鰭軟条は14-15。眼の中心はほぼ体軸上にある。尾鰭は強く湾入する。[55cm SL・4.015kg]60cm SL 前後になる。背は濃いオレンジ色、下部は明るいオレンジ色である。体高はなく側へん(左右に平たい)する。背鰭基部は鱗に覆われる。背鰭棘は11、背鰭軟条は14-15。眼の中心はほぼ体軸上にある。尾鰭は強く湾入する。[55cm SL・4.015kg]背鰭基部は鱗に覆われる。背鰭棘は11、背鰭軟条は14-15。
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★★★
      正に珍魚・激レア生物
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★★
      究極の美味

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目フエダイ科セダカタカサゴ属

    外国名

    Pinjalo
    言語インドネシア語 備考fishbase 

    学名

    Pinjalo pinjalo (Bleeker, 1850)

    漢字・学名由来

    漢字/近目高砂 Standard Japanese name / Chikametakasago
    由来・語源/2004年に日本水域から初めて記録されている。和名はその時点でついたものだろう。
    吻と目が非常に近いためで、高砂(タカサゴ)は最初に和名がついたセダカタカサゴに従ったものと思える。
    Pinjalo pinjalo (Bleeker, 1850) 属名と種小名が同じ、この項目は反復名(トートニム)だ。〈Pinjalo〉 はバタヴィア(現インドネシア ジャカルタ)での本種の呼び名、〈Pinjalo(ピンハロ)〉に因む。『日本産魚類全種の学名 語源と解説』(中坊徹次・平嶋義宏 東海大学出版部 2015)
    Bleeker
    Pieter Bleeker(ピーター・ブリーカー 1819-1878 オランダ)。医師、魚類学者。『東インドオランダ領の魚類図鑑』(Atlas Ichtyologique des Indes Orientales Netherlandaises 1862-1878)。軍医としてバタビア(現インドネシアジャカルタ)に赴任。インド洋、西太平洋の魚を採取。

    地方名・市場名

    アカシチュー
    場所沖縄県 参考『原色 沖繩の魚』(琉球政府農林技官 具志堅宗弘、監修/琉球大学 篠原士郎 タイガー印刷 1972) 

    生息域

    海水魚。深場の岩礁域。
    宮崎県日南市目井津、鹿児島県大隅半島佐多岬沖、薩摩半島開門川尻沖、大 隅諸島黒島片泊沖。
    台湾、香港、マレーシア、インドネシア、フィリピン諸島、パプアニューギニアのパプア湾、ペルシャ湾、オマーン以東のインド洋。

    生態

    基本情報

    フエダイ科セダカタカサゴ属2種のひとつ。宮崎県以南から熱帯域にかけて生息している。
    セダカタカサゴよりもより北に生息域を広げており、九州などでは非常に希に見つかっている。
    国内では数個体しか揚がっていない。現在のところ珍魚中の珍魚である。
    熱帯域では食用魚となっていて、とてもおいしい魚である。
    珍魚度 国内で見つけることは非常に難しい。

    関連コラム(基本情報)

    記事のサムネイル写真間違いでタカサゴをつけてしまったセダカタカサゴの迷路
    希に専門的なことも扱うので、気にしないでいただきたい。 今回は魚類学とか分類学の話なので、わからない人は読む必要はない。たぶん面白くはない。 国内最初の魚類学・・・ 続きを開く

    水産基本情報

    市場での評価/流通していない。
    漁法/釣り
    産地/宮崎県

    選び方

    味わい

    旬は不明だが宮崎県で4月に揚がった個体は非常に脂がのっていて、皮下に分厚い脂の層を作っていた。
    鱗は大きいが薄くて取りやすい。皮は厚みがある。骨はあまり硬くない。
    血合いの美しい白身で熱を通しても硬く締まらない。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    チカメタカサゴの料理・レシピ・食べ方/蒸す(蒸し魚、あんかけ)、生食(焼霜造り、刺身、マリネ)、焼く(塩焼き)、煮る(煮つけ)、汁(みそ汁)、揚げる(フライ、唐揚げ)、ソテー(ポワレ、ムニエル)

    チカメタカサゴの蒸し魚(清蒸) 大形なので頭部だけでも食べでがある。蒸し上げて中華風のたれをかけ、煙がでるほど熱した油をかけたもので、乗せた香りのある野菜、皮や身、たれなどをからめては食べる。これらが一体化し、濃厚な味わいになる。非常にご飯に合うのも中華風蒸し魚の特徴である。
    頭部は梨子割りにする。ていねいに鱗をこそげ落とす。熱湯をかけて氷水に落とし、さらに鱗などを取る。これを蒸し器に入れ酒(紹興酒でも清酒でもいい)かけてねぎ、しょうがを乗せて10〜15分蒸す。蒸し上がりにねぎや香りのある野菜を乗せて酒・醤油・砂糖・八角を一度わかしたタレをかける。最後に煙が出るくらいに熱した油をかける。

    チカメタカサゴのあんかけ 切り身を蒸して砂糖・醤油・水を片栗粉のあんをかけたもの。魚と調味料だけの味で、魚の味が単味として楽しめる。甘味が強いのに本種の味が負けていない。脂が乗っているのでとろっとする。
    水洗いして三枚に下ろし腹骨血合い骨を取り、切り身にする。これを5〜7分蒸す。これに水・醤油・砂糖を煮立てて片栗粉でとじたあんをかける。
    チカメタカサゴの刺身 4月3日水揚げの個体を4月11日まで刺身にしてみた。いちばんおいしかったのは8日である。初日はうまいとは思ったものの、味に深みがない。時間がたつほど味に強さが生まれてくる。
    水洗いして三枚に下ろす。腹骨・血合い骨を切り取る。皮を引いて刺身にする。

    チカメタカサゴの焼霜造り 厚みのある皮は表面が香ばしく白い層には脂の甘さとコクがある。赤味の強い血合いにもうま味が感じられる。脂ののった身も味わい深い。
    水洗いして三枚に下ろす。腹骨と血合い骨を切り取る。皮目を強めにあぶり、氷水に落として粗熱を取る。少し冷蔵庫で皮目を落ち着かせて切りつける。
    チカメタカサゴのマリネ 刺身などにしたときの切れ端をオリーブオイル、オレンジでマリネしたもの。本体がうますぎるというのもあるが、オリーブオイルとコショウを合わせるとパンにもワインにも合う。
    三枚に下ろして皮を引き、刺身などにしたときの端をなどを集めて置く、細かく切り、塩・オリーブオイル、トルコ産オレンジのタンゴ、スペアミントでマリネする。
    チカメタカサゴの塩焼き 皮は焼くと板のように硬くなり、食感が強く香ばしい。これが皮直下にたまっている脂とひとつになると名状しがたい味となる。身は豊潤で濃厚な味わいである。
    水洗いして三枚に下ろす。腹の部分を切り取り、塩を振る。1時間以上置いて焼き上げる。
    チカメタカサゴのちり鍋 脂が乗っていて、身に濃厚なうま味がある。いちばん簡単な鍋である昆布だしに酒・塩がとても合う。熱いうちに食べると口の中でほろりと崩れて甘い。いいだしが出る。
    水洗いし腹骨の部分やあらなどを集めて置き、食べやすい大きさに切る。湯通しして氷水に落として残った鱗やぬめりを流す。水分をよく切り、昆布だしに酒・塩味で煮ながら食べる。
    チカメタカサゴの煮つけ(兜煮) 兜には思った以上に筋肉がついていた。皮に厚みがあり、口に入れるとほろっと柔らかい。骨と骨の間にある身は体幹部分よりも味わい深い。
    水洗いして頭部を梨子割りにする。湯通しして残った鱗やぬめりを流す。水分をよくきり、酒・砂糖・醤油・水で煮る。
    チカメタカサゴのボイル(湯あげ、湯煮、湯だき) 脂が乗っていたので、単純に、やや低い温度でゆっくり時間をかけてゆでてみた。ゆで上がりを食べたら、口の中でとろける。大根おろしと醤油で食べたらあっと言う間の皿の上から切り身が消えた。
    水洗いして切り身にする。真水を沸騰させる。コップ一杯の水を加えた中に沈めて煮立たせないようにゆでる。
    チカメタカサゴのポワレ 時間のかかる料理だけど、じっくり仕上げたポワレはうまい。皮をできるだけ硬く香ばしくソテーする。皮の香ばしさと脂たっぷりの身の対比がとても魅力的だ。
    水洗いして三枚に下ろす。塩コショウして1時間ほど置き、じっくり時間をかけて皮目からソテーする。
    チカメタカサゴのみそ汁 思った以上にうま味豊かな汁となった。汁だけでもご馳走である。骨周りの身や皮も非常にうまい。
    水洗いして腹骨や血合い周辺、尾に近い部分を集めて置く。水から煮出してみそを溶く。さし昆布をしてもいい。
    チカメタカサゴのフライ 新しい内にフライにすると、味があまり感じられなかった、5日以上寝かして作ると断然味わい深くなる。身は非常にジューシーで濃厚なうま味がある。しかも後味が軽い。
    水洗いして三枚に下ろす。皮を引いて揚げやすい大きさに切る。塩コショウして小麦粉をつけ溶き卵(たくさん作るときはバッター液)をからめパン粉をつけて揚げる。
    チカメタカサゴの竜田揚げ 腹骨の部分を長いまま唐揚げにしたもの。骨を持ってワイルドに食べる。香ばしい中に豊かなうま味があり。しかも柔らかい。
    腹骨を、長い骨を断ち切らないように切る。片栗粉をまぶしてじっくり二度揚げする。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/田母神真広さん(郡山水産 福島県郡山市 ■http://www.ko-suisan.co.jp/)
    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)
  • 主食材として「チカメタカサゴ」を使用したレシピ一覧

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