ヌマチチブ
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珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
食べ物としての重要度 | ★ 食用として認知されていない |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
分類 | 顎口上目硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目ハゼ亜目ハゼ科チチブ属
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外国名 | Japanese trident goby
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学名 | Tridentiger brevispinis Katsuyama, Arai & Nakamura, 1972
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漢字・学名由来 | 漢字 沼知々武 Standard Japanese name / Numatitibu |
地方名・市場名 |
概要
生息域
河川の中流域〜下流域。湖沼、汽水域。
北海道、本州、四国、九州の海に流入する河川、壱岐、対馬、奥多摩湖、芦ノ湖、富士五湖、琵琶湖(本来琵琶湖にはいなかったという。1989年に姉川で幼魚が発見されている。今や普通に見られる)。
サハリン、朝鮮半島、千島列島。
生態
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基本情報
河川上流部や中流域、外洋に面した潮通しのよい海に流れ込む河川の河口域に生息するのだと思っている。
茨城県霞ヶ浦、高知県四万十川では幼魚を漁の対象としている。
大きくなると骨が硬くなり、用途が狭くなる。
珍魚度 ほとんど流通していない。チチブの仲間を採取しても同定をするのが難しいので、多大な努力を要す。
水産基本情報
市場での評価 稚魚・小型魚は流通する。高い。
漁法
産地 高知県
選び方・食べ方・その他
選び方
滑りがさらさらしているもの。黒いもの(退色していないもの)。
味わい
旬は幼魚の出現する春。
幼魚が利用しやすく、成魚はあまり利用されない。
鱗は細かく煮たり焼いたりして気にならない。
皮は厚みがあり、白身。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
ヌマチチブの料理法・調理法・食べ方/【稚魚・幼魚】揚げる(唐揚げ、天ぷら)、煮る(佃煮、煮つけ)、【成魚】揚げる(唐揚げ、天ぷら)、煮る(佃煮、煮つけ)、焼く(塩焼き)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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地方名・市場名
ボウキョウ
場所徳島県那賀郡那賀町和食郷
場所徳島県那賀郡那賀町和食郷
ドンコ ドウコウ
参考20201119足助理髪店 場所愛知県豊田市足助
参考20201119足助理髪店 場所愛知県豊田市足助
ゴロ
参考20200918 場所茨城県稲敷市・土浦市
参考20200918 場所茨城県稲敷市・土浦市
チチブゴロ
参考『平成調査 新・霞ヶ浦の魚たち』(社団法人 霞ヶ浦市民協会) 場所茨城県霞ヶ浦
参考『平成調査 新・霞ヶ浦の魚たち』(社団法人 霞ヶ浦市民協会) 場所茨城県霞ヶ浦
ウロロンコ
場所福岡県久留米市田主丸
場所福岡県久留米市田主丸
ゴリ
場所福井県大野市川合、高知県四万十川
場所福井県大野市川合、高知県四万十川
ビシ スイツキビシ ゴリ ビシ
備考福井県大野市川合で「ビシ=カジカ」に似て吸盤があるため。戦後には見かけなかったものが、取れるようになった。これはアユなどと一緒に移入されてきたからだと思われる。 場所福井県大野市川合
備考福井県大野市川合で「ビシ=カジカ」に似て吸盤があるため。戦後には見かけなかったものが、取れるようになった。これはアユなどと一緒に移入されてきたからだと思われる。 場所福井県大野市川合
ダボハゼ
場所千葉県船橋市
場所千葉県船橋市
ドブロク
場所徳島県美馬郡つるぎ町貞光町・半田町
場所徳島県美馬郡つるぎ町貞光町・半田町
バフ
場所秋田県南秋田郡八郎潟町
場所秋田県南秋田郡八郎潟町
クロゴロ クロハゼ ゲロ ゴモ ゴリ コロビシャ シロゴイル ダボ ダボキン ダンクロ タンバゴリキ チチコ チチブ チチブハゼ ドコマン トチコ トボクロ ドマグロ ドンク ヌメ ハゼ ハゼクロ ハバサ ハラフクレ ブトキン ボテ ユボ イモゴリ イワスイチチコ オキノゴモ カワドボロク カワハゼ グズ クラハゼ クロギャボ クロコ クロゴリ
参考文献より。
参考文献より。