6cm SL 前後になる。貝殻は乳白色で膨らみが強く正三角形に近い。殻表の前方には丸味を帯びた円肋があり、後半部分は肋は弱く平滑になる。殻長から貝殻の端にそって褐色の帯がある。
ミスハマグリの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)



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珍魚度・珍しさ
★★
少し努力すれば手に入る魚貝の物知り度
★★★★
知っていたら達人級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ目マルスダレガイ超科マルスダレガイ科ハマグリ属外国名
学名
Meretrix lyrata (Sowerby, 1851)漢字・学名由来
漢字 御簾蛤 Standard Japanese name / Misuhamaguri
由来・語源 黒田徳米の命名。「御簾」は竹ひごで編まれた簾のことで、神社や仏閣などで使われている。輪脈(貝殻に筋状に浮き上がる模様)が強いところが御簾を思わせるためか。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。
台湾以南、東南アジアにかけて棲息。生態
ー基本情報
東南アジア、ベトナムなどから輸入されている。
活けなく、ほとんどが冷凍されたもの。
加工品もしくは料理店を中心として流通するもので、小売り店ではほとんど見かけることがない。
一般的な知名度はないが、駅弁や外食産業で盛んに使われている。
国産のハマグリよりも遙かに一般的である。
小振りで値段が安く、味のいいハマグリ。
珍しさ度 知らず知らずに食べているものだが、貝殻つきを見つけるのは難しいかも。水産基本情報
市場での評価 生の冷凍物、ボイルして冷凍したものなどが輸入代理店などで扱われている。値段は安くて安定的。
漁法 不明
産地 ベトナムほか選び方
貝殻につやのあるもの。味わい
旬は不明
貝殻は比較的薄い。割れにくい。
熱を通しても硬くならない。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ミスハマグリの料理・レシピ・食べ方/蒸し煮(酒蒸、ワイン蒸し)、汁(すまし汁、みそ汁)クリックで閉じます
ミスハマグリの酒蒸し 食べ方はほどんどハマグリと同じである。冷凍されたものでもそのまま酒蒸しにすると殻が開くし、味的には落ちるわけではない。おいしくて安いから冷凍商材として人気が高いことがわかる。
特に蒸しても身痩せしないし柔らかい。二枚貝特有のうま味もある。
冷凍ものなのでザルに入れてざくざくと洗う。水分をよくきり鍋に入れて、少量の酒を振り蒸し煮にする。
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー旧ページ内容
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佃煮などの輸入原料であるほか、知らない内に食べているのだと思われる。参考文献・協力
『原色世界貝類図鑑 Ⅰ・Ⅱ』(波部忠重、小菅貞男共著 保育社)『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)