イヨスダレ

Scientific Name / Paphia undulata (Born,1778)

イヨスダレの形態写真

45mm SL 前後になる。長楕円形で貝殻は薄くやや硬い。殻頂の前に小月面があり、殻頂後方の楯面はあまり明瞭ではない。紫がかった茶色、もしくは薄茶色の地に濃い線形の網目模様がある。[広島県倉橋島]
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45mm SL 前後になる。長楕円形で貝殻は薄くやや硬い。殻頂の前に小月面があり、殻頂後方の楯面はあまり明瞭ではない。紫がかった茶色、もしくは薄茶色の地に濃い線形の網目模様がある。[広島県倉橋島]45mm SL 前後になる。長楕円形で貝殻は薄くやや硬い。殻頂の前に小月面があり、殻頂後方の楯面はあまり明瞭ではない。紫がかった茶色、もしくは薄茶色の地に濃い線形の網目模様がある。[広島県倉橋島]45mm SL 前後になる。長楕円形で貝殻は薄くやや硬い。殻頂の前に小月面があり、殻頂後方の楯面はあまり明瞭ではない。紫がかった茶色、もしくは薄茶色の地に濃い線形の網目模様がある。[台湾高雄]45mm SL 前後になる。長楕円形で貝殻は薄くやや硬い。殻頂の前に小月面があり、殻頂後方の楯面はあまり明瞭ではない。紫がかった茶色、もしくは薄茶色の地に濃い線形の網目模様がある。[台湾高雄]45mm SL 前後になる。長楕円形で貝殻は薄くやや硬い。殻頂の前に小月面があり、殻頂後方の楯面はあまり明瞭ではない。紫がかった茶色、もしくは薄茶色の地に濃い線形の網目模様がある。[広島県倉橋島]
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目マルスダレガイ科リュウキュウアサリ亜科スダレガイ属

    外国名

    学名

    Paphia undulata (Born,1778)

    漢字・学名由来

    漢字 伊予簾 Iyosudare
    由来・語源 『六百介品』より。不明。
    目八譜
    1843(天保14)、武蔵石寿(武蔵孫左衛門)が編んだ貝の図譜のひとつ。図は服部雪斎が描く。武蔵石寿は貝類を形態的に類別。1064種を掲載する。現在使われている標準和名の多くが本書からのもの。貝類学的に非常に重要。

    地方名・市場名

    ジョロウガイ
    場所広島県呉市 参考『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社) 聞取 

    生息域

    海水生。水深5〜30メートル。
    能登半島・房総半島以南。

    生態

    基本情報

    スダレガイ類では小型で国内ではまとまってとれない。
    東南アジア、台湾などではもっともポピュラーな二枚貝だ。
    東南アジア産などがあり、少ないながら輸入されている。
    スダレガイ属のなかでもっとも味がよい。

    水産基本情報

    市場での評価 まだ活での流通は見ていない。
    漁法
    産地

    選び方

    味わい

    旬は不明。
    貝殻は薄く、軟体は殻に比して大きい。
    熱を通しても硬くならない。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    イヨスダレの料理法・調理法・食べ方/汁(みそ汁、塩味の汁)、煮る(酒蒸し)

    好んで食べる地域・名物料理

    国内よりも台湾や中国、東南アジアでよく食べられている。



    炒海瓜子 台湾高雄で食べたもの。中華風に炒めたもの。台湾の醤油などを使ってやや濃厚な味つけながら、海瓜子の軟体は柔らかく、持ち味が生かされている。炒めた汁も非常に味がいい。台湾では定番的な料理らしく、市民市場などにたくさんの海瓜子(イヨスダレが多かったが、単に二枚貝という意味かも)が見られた。

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/平本勝美さん(日美丸/広島県倉橋島)
    『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)
  • 主食材として「イヨスダレ」を使用したレシピ一覧

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