45mm SL 前後になる。長楕円形で貝殻は薄くやや硬い。殻頂の前に小月面があり、殻頂後方の楯面はあまり明瞭ではない。紫がかった茶色、もしくは薄茶色の地に濃い線形の網目模様がある。[広島県倉橋島]
イヨスダレの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目マルスダレガイ科リュウキュウアサリ亜科スダレガイ属外国名
学名
Paphia undulata (Born,1778)漢字・学名由来
漢字 伊予簾 Iyosudare
由来・語源 『六百介品』より。不明。目八譜
1843(天保14)、武蔵石寿(武蔵孫左衛門)が編んだ貝の図譜のひとつ。図は服部雪斎が描く。武蔵石寿は貝類を形態的に類別。1064種を掲載する。現在使われている標準和名の多くが本書からのもの。貝類学的に非常に重要。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。水深5〜30メートル。
能登半島・房総半島以南。生態
ー基本情報
スダレガイ類では小型で国内ではまとまってとれない。
東南アジア、台湾などではもっともポピュラーな二枚貝だ。
東南アジア産などがあり、少ないながら輸入されている。
スダレガイ属のなかでもっとも味がよい。水産基本情報
市場での評価 まだ活での流通は見ていない。
漁法
産地選び方
ー味わい
旬は不明。
貝殻は薄く、軟体は殻に比して大きい。
熱を通しても硬くならない。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
イヨスダレの料理法・調理法・食べ方/汁(みそ汁、塩味の汁)、煮る(酒蒸し)好んで食べる地域・名物料理
加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/平本勝美さん(日美丸/広島県倉橋島)
『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)