ベニガラエビ

Scientific Name / Penaeopsis eduardoi Pérez Farfante, 1977

ベニガラエビの形態写真

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目根鰓亜目クルマエビ科ベニガラエビ属

    外国名

    学名

    Penaeopsis eduardoi Pérez Farfante, 1977

    漢字・学名由来

    漢字 紅殻蝦
    由来・語源 インドのベンガル地方に産したベンガラという顔料の出す色合い、すなわち赤に由来する。熱を通さなくても赤いエビという意味合い。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。駿河湾、熊野灘、鹿児島などの深海に棲息。

    生態

    基本情報

    水深の深い場所の底曳き網で揚がる。
    駿河湾、遠州灘、熊野灘、鹿児島など、産地で食べられている。
    量的には少ないので地域限定の味わい。
    エビとしての旨みが少ないのでいずこでも安い。

    水産基本情報

    市場での評価 山地周辺でのみ流通する。比較的安い。
    漁法 底曳き網
    産地 静岡県など

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    調理法
    揚げる(フライ、天ぷら)、焼く、ゆでる

    ベニガラエビの天ぷら揚げる 天ぷら、フライなどは絶品。旨みの少ないのを揚げることによって補える。
    塩焼き やや水っぽいので、塩焼きにして水分を飛ばすと旨みが濃縮されてうまくなる。
    ゆでる ゆでると水っぽいが甘みはある。マヨネーズやポン酢で食べてうまい。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    旧ページ内容

    [以下古い記載が含まれている可能性があります]
    ■底引きのある沼津には本種が他のヒカリチヒロエビなどに混ざり水揚げされる。どちらかというと雑エビ的なものであり、選別からはずされて値段も安い。
    ■生でも、焼いても、天ぷらにも使えるが、やや甘みに欠ける。それでも敢えてお勧めするなら天ぷらというのが無難。

    参考文献・協力

    三重県尾鷲市岩田明人『一日一魚』
    『原色日本大型甲殻類図鑑』(三宅貞祥 保育社)
  • 主食材として「ベニガラエビ」を使用したレシピ一覧

関連コンテンツ