体調50cm前後になる。やや細長くやや側へんする。腹面にトゲがある。胸鰭上部は黒く、下の方は白い(ほぼ全体が黒いものもある)。尾鰭下葉は上葉よりも長い。腹部に黒く丸い斑紋があったり、なかったり。背部に鞍掛状の模様があったりなかったり様々。[28cm SL・330g]
クマサカフグの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
![体調50cm前後になる。やや細長くやや側へんする。腹面にトゲがある。胸鰭上部は黒く、下の方は白い(ほぼ全体が黒いものもある)。尾鰭下葉は上葉よりも長い。腹部に黒く丸い斑紋があったり、なかったり。背部に鞍掛状の模様があったりなかったり様々。[28cm SL・330g]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1584/Thumb630/20230914872.jpg)

![体調50cm前後になる。やや細長くやや側へんする。腹面にトゲがある。胸鰭上部は黒く、下の方は白い(ほぼ全体が黒いものもある)。尾鰭下葉は上葉よりも長い。腹部に黒く丸い斑紋があったり、なかったり。背部に鞍掛状の模様があったりなかったり様々。[28cm SL・330g]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1584/Thumb630/20230914856.jpg)
![体調50cm前後になる。やや細長くやや側へんする。腹面にトゲがある。胸鰭上部は黒く、下の方は白い(ほぼ全体が黒いものもある)。尾鰭下葉は上葉よりも長い。腹部に黒く丸い斑紋があったり、なかったり。背部に鞍掛状の模様があったりなかったり様々。[28cm SL・330g]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1584/Thumb630/20230914859.jpg)


![体調50cm前後になる。やや細長くやや側へんする。腹面にトゲがある。尾鰭下葉は上葉よりも長い。腹部に黒く丸い斑紋があったり、なかったり。背部に鞍掛状の模様があったりなかったり様々。[28cm SL・330g]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1584/Thumb630/20230914863.jpg)

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珍魚度・珍しさ
★★★★
正に珍魚・激レア生物魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
🤚
食用不可
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系フグ目フグ科サバフグ属外国名
学名
Lagocephalus lagocephalus (Linnaeus, 1758)漢字・学名由来
漢字 熊坂河豚 Kumasakafugu
由来・語源 田中茂穂の命名とされるが、本来は新潟県寺泊での呼び名である。ちなみに田中茂穂は本種の記載も行っているが、シノニムとなっている。
幸若舞や歌舞伎などの登場人物。平安時代末期の盗賊、熊坂長範(くまさか ちょうはん)は牛若丸(源義経)に討たれたという伝説があり、能などに脚色されている。ここから「熊坂」は泥棒の代名詞となる。本種が薄汚れて、痘痕があり、頬被りしているかのような模様があるため、こそ泥のように見えるためか?
〈裸歯類マフグ科マフグ屬 〔東京市場から採取されてゐる〕‥‥クマサカフグ Shaeroides exilis TANAKA〉。『日本産魚類検索』(岡田彌一郎、松原喜代松 三省堂 初版1938)Linnaeus
Carl von Linné(カール・フォン・リンネ 1707-1778 スウェーデン)。二名法を確立。地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。
新潟県佐渡、兵庫県浜坂、長崎県五島列島南西沖、北海道〜東北地方の太平洋沿岸、房総半島〜高知県以布利の太平洋沿岸、屋久島。
希に千島列島、済州島、台湾、西沙諸島、天皇海山、ハワイ諸島、インド-太平洋。生態
ー基本情報
北海道以南に生息しているが、比較的西日本に多く、希に定置網などに入る。比較的珍しい魚である。サバフグ属ではあるが毒性は不明で食用は不可。
珍魚度 珍魚としてもいいだろう。日本各地の定置網などで揚がるが、非常に希。食用不可なので見つけても食べないこと。水産基本情報
市場での評価/流通しない。選び方
ー味わい
毒性は不明。
フグの調理は一般人は原則的に行なわないこと。調理するときには自己責任で栄養
ー危険性など
毒性は不明で食用不可。食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ー好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/魚喰民族 石田拓治さん(長崎県長崎市)
『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)、『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)、『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂)