モヨウフグ

Scientific Name / Arothron stellatus (Anonymous, 1798)

モヨウフグの形態写真

80cm SL 前後になる。背面・腹面に小さき手鋭い棘が散らばる。全体に丸みがあり断面も丸い。腹部を除き胡麻状の褐色の斑紋が点在する。尾鰭後縁は丸い。鼻腔にある皮弁は2つに分かれる。
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80cm SL 前後になる。背面・腹面に小さき手鋭い棘が散らばる。全体に丸みがあり断面も丸い。腹部を除き胡麻状の褐色の斑紋が点在する。尾鰭後縁は丸い。鼻腔にある皮弁は2つに分かれる。鼻孔にある皮弁は2つに分かれる。背面・腹面に小さき手鋭い棘が散らばる。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      🤚
      食用不可
    • 味の評価度

      🤚
      食用不可

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系フグ目フグ亜目フグ科モヨウフグ属

    外国名

    学名

    Arothron stellatus (Anonymous, 1798)

    漢字・学名由来

    漢字 模様河豚 Moyoufugu
    由来・語源 神奈川県三崎での呼び名。相模湾などでとれるのは幼魚が多く、小型の良きにヒョウを思わせる模様があるため。
    シノニム/Arothron stellatus (Bloch and Schneider, 1801)
    Bloch
    Marcus Élieser Bloch(マルクス・エリエゼル・ブロッホ 1723-1799 ドイツ)。医師、博物学者。ヨハン・ゴットロープ・テアエヌス・シュナイダー(Johann Gottlob Theaenus Schneider)とともに『110の画像付分類魚類学』を刊行。
    Schneider
    Johann Gottlob Theaenus Schneider(ヨハン・ゴットロープ・テアエヌス・シュナイダー 1750-1822 ドイツ)。博物学者。マルクス・エリエゼル・ブロッホ(Marcus Élieser Bloch)とともに『110の画像付分類魚類学』を刊行、完成させた。

    地方名・市場名

    生息域

    海水魚。サンゴ礁、岩礁域。
    希/新潟県〜九州南岸の日本海・東シナ海、岩手県大槌町〜九州南岸の大平洋、八丈島、小笠原諸島。
    琉球列島。
    朝鮮半島南岸、済州島、中国南シナ海沿岸、台湾、紅海、印度-太平洋(ハワイ諸島を除く)。

    生態

    基本情報

    非常に大形であるが、毒性など不明な点が多く、食用ではない。

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    卵巣、肝臓などは有毒、筋肉、精巣は無毒との報告がある。
    フグの調理は一般人は原則的に行なわないこと。調理するときには自己責任で

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/沼津魚市場 定置網 佐政水産 青木さんから
    『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)
    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
  • 主食材として「モヨウフグ」を使用したレシピ一覧

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