45cm SL 前後になる。ほおの鱗列は2。後鼻孔と前鼻孔は同じ大きさ。尾鰭は丸い。頭部はゆるやかな弧を描く。上顎歯板の大部分が唇で被われる。雄は体後半に顕著な横帯がある。[22cm SL・300g]
オビブダイの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
![45cm SL 前後になる。ほおの鱗列は2。後鼻孔と前鼻孔は同じ大きさ。尾鰭は丸い。頭部はゆるやかな弧を描く。上顎歯板の大部分が唇で被われる。雄は体後半に顕著な横帯がある。[22cm SL・300g]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/821/Thumb630/20220923497.jpg)
![45cm SL 前後になる。ほおの鱗列は2。後鼻孔と前鼻孔は同じ大きさ。尾鰭は丸い。頭部はゆるやかな弧を描く。上顎歯板の大部分が唇で被われる。雄は体後半に顕著な横帯がある。[24.5cm SL]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/821/Thumb630/obibudai.jpg)
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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★
美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系ベラ亜目ブダイ科アオブダイ属外国名
学名
Scarus schlegeli (Bleeker, 1861)漢字・学名由来
漢字 帯部鯛、帯舞鯛 Obibudai
由来・語源 ブダイの仲間で体に帯状の模様があるため。
雄と雌で違う和名がついていたことがある。
和名をクロスジブダイとし、〈本種の雄はオビブダイと呼ばれていた〉。『魚類大図鑑 南日本の沿岸魚』(益田一、荒賀忠一、吉野哲夫 東海大学出版会 1975/11/25)
和名をオビブダイとし、〈クロスジブダイは本種の雌型に与えられた和名である……〉『日本産魚類大図鑑』(益田一、荒賀忠一、尼岡邦夫、上野輝弥彌、吉野哲夫 東海大学出版会 1984)Bleeker
Pieter Bleeker(ピーター・ブリーカー 1819-1878 オランダ)。医師、魚類学者。『東インドオランダ領の魚類図鑑』(Atlas Ichtyologique des Indes Orientales Netherlandaises 1862-1878)。軍医としてバタビア(現インドネシアジャカルタ)に赴任。インド洋、西太平洋の魚を採取。地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。岩礁・サンゴ礁域。
小笠原諸島、屋久島、琉球列島、南大東島。
和歌山県錆浦、高知県柏島。
台湾東部・南部、東沙諸島、南沙諸島、東インド-太平洋(キーリング諸島以東。ハワイ諸島・マルケサス諸島・イースター島を除く)。生態
ー基本情報
味はやや平凡なもので、刺身にもなるが煮つけなど総菜に向いている。
あまり大きくならないブダイなので、沖縄では何種類かの同じようなブダイ類と一緒に売られていることが多い。決して味の悪い魚ではないが「ゲンナー」などと比べると値段の点では一段下かも。水産基本情報
市場での評価/ブダイ類のなかでは比較的安い。
漁法/刺し網、刺突漁
産地/沖縄県選び方
触って張りのあるもの。横帯など色合いが鮮やかなもの。味わい
旬は不明。
鱗は柔らかくて比較的取りやすい。皮は厚みがあって強い。骨はあまり硬くない。
透明感のあるやや水分の多い白身。熱を通しても硬く締まらない。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/河村雄太さん(沖縄県石垣市)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)、『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012)