安楽島のウラウズガイ、きれい
小さな貝だけど、磯の香りもうま味も強し
![]()
三重県鳥羽市安楽島、出間リカさんにいろんな貝を送って頂いた。
その中にボクの好きな素敵な巻き貝、ウラウズガイが入っていた。
海辺で手軽にとれ、食べられる生き物のことを「磯もの」という。
ウラウズガイなどはその最たるものである。
しかも後に述べるように、宝物が隠れている。
今回、ひとつずつ、くるくる爪楊枝で取り出しては食べ、取り出しては食べ、遠い鳥羽の海を思い出しながら食べる。
三重県鳥羽は離島が多く、また深い入り江が多い。
当然、磯の生物の宝庫だし、当たり前だけど「磯もの」も多い。
ウラウズガイは徳島県宍喰では「抜けず」という。
身が取り出しにくいという意味だけど、今回はきわめてスムーズに取り出せる。
取り出して小石状のフタを小皿にチンコロリンと落とす。
足の食感と甘味、強い磯の風味、わたのほどよい苦みが、やけにいいのである。
酒は手土産にもらった兵庫県西宮市の「白鹿」アルミ缶で、予想外にうまし。
温かい海域の岩などにくっついている
![]()
サザエ科なのでウラウズガイには石のように硬いフタがある。
このフタが半貴石のようにきれいだし、貝殻の臀鰭周りもきれいだ。
残念ながら表側は付着生物でどことなく薄汚れているのに、裏返すときれい、というのがいい。
温かい海域の潮間帯に普通で、日本各地で食用となっている。
