東京湾横須賀東部から来た、見事なキス
初秋のような10月中旬のキス、おいしい
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東京湾(神奈川県)横須賀東部からシロギスが来ていた。
体長18㎝・55g前後と形がいい。
昔の標準和名はキス、魚類学的に「白」をつけたが、邪魔なので、以下キスとしたい。
旬は東京湾・相模湾では4月後半から8月中旬くらいまでだと思っている。
それでは10月の個体はいかがなものか? と思って買った。
あえて言わせてもらうと、夏の魚を初秋のような10月半ばに味わうのも悪くはないというのもある。
刺身にすると、キス特有の風味があり、強いうま味がある。
ほどほどに脂が乗っている。
ついでに野締めなのに食感が程よい。
昔から好きな魚ではあるが、文句なしにうまい。
あぶっても味の個性が消えないのがすごい
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近年、あまりあぶりたくはないボクだけど、あぶってみた。
焼霜造りである。
あぶると魚の個性が失われてしまって、ただただ、よりおいしくなる。
種によってはその魚の風味まで消えてしまうことがある。
キスはある意味、個性的な味の魚である。
だから天ぷら種として優秀なのだけど、あぶることでもこの個性(いい風味)が引き出されている。
あぶって味わい倍増する魚とも言えそうだ。
刺身もいいけれど、複雑化した味も結構いいものだ。
酒は高知県香南市高木酒造「豊能梅 純米吟醸 宵よい」。香りほどほどで切れのいい味が、シロギスに合う。
