ケイジ
代表的な呼び名サケ
体長70㎝くらい。
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
---|---|
食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★★ 究極の美味 |
概要
生息域
淡水→海水→淡水[サーモンタイプ]。。
アムール川水系に遡上産卵。生息域は北太平洋。北アメリカのカリフォルニアからベーリング海、オホーツク海をへて朝鮮半島南部。
生態
ー
基本情報
知床半島から網走で11月にとれる未成熟のサケとされている。
ただし三陸などでも同様のサケはいるようで、市場的にはもっと整理・精査されるべきだと考えている。
本来翌夏にロシアのアムール川水系に遡上するものが迷い込んだものとされ、定置網などでとれる1万本のサケに1本くらいしか混ざらないという。
全体に脂がのっており、生で食べるととろりとしている。
また焼いてもふんわりと軟らかく芳醇である。
●天然サケを生で食べる場合は自己責任で。
水産基本情報
市場での評価 関東の東京市場にも少ないながら入荷してくる。北海道ものは非常に高価。三陸ものは北海道よりも安いがやはり高価。
漁法 定置網
産地 北海道
選び方・食べ方・その他
選び方
触って張りのあるもので、側面などの銀色が鮮やかなもの。
味わい
旬は晩秋
大きくても3キロ上のサイズで触った感じが柔らかい。
骨も身も柔らかく、皮は厚い。
サケ特有の身色で特有の臭みはほとんど感じられない。
身はとろっとし口溶けがする。
骨などからいいだしが出る。
栄養
ー
危険性など
ー
食べ方・料理法・作り方
調理法
刺身、塩焼き、煮つけ、蒸す(ヴァプール)、ムニエル、汁(潮汁、みそ汁) 刺身 サケの風味のする筋のないトロといった感じ。口の中でとろける。
塩焼き 焼くと中側からふわっと膨らんで軟らかい。芳醇でジューシーである。
煮つけ しょうゆ味で煮つけても硬くならず、しっかりとサケの風味と甘みが生きている。
蒸す 香りのある野菜とオイル、ワインでシュエ(suer)してみたら、やはりふんわりとして、身自体の味わいがあり、美味。
ムニエル 適度に軟らかく、バターとの相性がいい。
汁 汁に入れると玉のような脂が浮かんでくる。酒やみりんを入れなくても甘みが出るのは脂のせいだろう。非常に味わい深く美味しい。
好んで食べる地域・名物料理
ー
加工品・名産品
ー
釣り情報
ー
歴史・ことわざなど
ー