ハツメ
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珍魚度・珍しさ | ★★★ がんばって探せば手に入る |
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魚貝の物知り度 | ★★★ 知っていたら通人級 |
食べ物としての重要度 | ★★★ 一般的(流通量は普通) |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
分類 | 顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
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外国名 | Oweston sting fish
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学名 | Sebastes owstoni (Jordan and Thompson, 1914)
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漢字・学名由来 | 漢字 鉢目 Standard Japanese name / Hatume Jordan David Starr Jordan〈デイビッド・スター・ジョーダン(ジョルダン) 1851-1931 アメリカ〉。魚類学者。日本の魚類学の創始者とされる田中茂穂とスナイダーとの共著『日本魚類目録』を出版。 |
地方名・市場名 |
概要
生息域
海水魚。水深100〜303メートル。
北海道〜山口県の日本海沿岸、北海道オホーツク海沿岸、北海道〜福島県の太平洋側沿岸、房総半島沖、希に相模湾。
朝鮮半島東岸中部〜間宮海峡、オホーツク海。
生態
卵胎生。
基本情報
日本海・東北以北の深場に生息している、小型のメバル類である。
日本海、東北以北にいるメバル類で、主に日本海の底曳き網などでまとまって取れる。安くておいしいので人気が高い。
庶民的な魚で日本海側でよく食べられている。
全国的にはあまり流通しない。水揚げが多いのにもかかわらず例えば、関東にはあまり来ない。
日常に食べて食べ飽きることがなく、味がいいのでもっと全国的に食べられてもいいと思っている。
珍魚度 食用魚だが、日本海側では普通だが太平洋側などでは手に入れにくい。地域性の高い魚である。
水産基本情報
市場での評価 関東などにはときにまとまって入荷してくる。ただし入荷は安定せず、認知度も低い。安い。
漁法 底曳き網、刺し網
産地 日本海各地、北海道、福島県
選び方・食べ方・その他
選び方
触って張りがあり、硬いもの。橙の色合いの濃いもの。目が澄んでいるもの。
味わい
旬は秋から初夏
体が左右に薄く、棘なども他のメバル属よりも細くて弱い。
鱗は薄く小さく取りやすい。皮はやや柔らかい。骨は全般には柔らかいが血合い骨や担鰭骨などが硬く棘だち煩わしい。
白身で焼いても硬く締まらない。骨、アラなどからいいだしが出る。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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地方名・市場名
場所北海道日本海側
参考文献 場所富山県滑川・魚津
場所山形県鶴岡市由良漁港
場所新潟県佐渡
場所新潟県糸魚川、富山県高岡市、石川県七尾市・金沢市、兵庫県但馬地方
参考スーパー 場所新潟県糸魚川市
参考スーパー 場所新潟県糸魚川市・上越市、京都府丹後
参考文献 場所秋田県男鹿、富山県
場所秋田県秋田市、福島県
参考文献 場所秋田県象潟
参考青森県水産技術センター 場所青森県八戸
参考青森県水産技術センター 場所青森県深浦・鰺ヶ沢
参考青森県水産技術センター 場所青森県鰺ヶ沢
参考青森水産技術センター 場所青森県鰺ヶ沢・小泊
場所兵庫県但馬地方