カジカ
代表的な呼び名ゴリ
体長20センチ前後になる。黒褐色で細長い紡錘形。ひれなどに棘がない。
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漢字・学名由来
食用魚、カジカって何だろう?
魚貝の物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
分類 | 顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カジカ亜目カジカ科カジカ属
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外国名 | Japanese sculpin
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学名 | Cottus pollux Gunther
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漢字・学名由来 | 漢字 鰍、杜父魚、河鹿 |
地方名・市場名 |
概要
生息域
淡水魚。河川陸封型で河川上流の石礫底。
本州、四国、九州北西部。
生態
産卵期は3月〜6月。(大卵型)
産卵後雄が卵を守る。
小さな卵を産む「小卵型」と、中くらいの大きさの卵を産む「中卵型」、大きな卵を産む「大卵型」の3型がある。
本種は大卵型で一生を淡水域で暮らす。
雌の方がやや雄よりも大きい。
基本情報
主に淡水に生息する、小型のカサゴの仲間。
きれいな河川に生息し、古くは山間部などでの重要なタンパク源であった、
また焼いて干したものはだしなどにも利用されていた。
比較的ローカルで地味な存在。
水産基本情報
市場での評価 ほとんど流通しない。希に焼いたものを見かけるくらい。
漁法
主な産地
選び方・食べ方・その他
選び方
原則的に生きているもの。
味わい
旬は秋から春
淡泊でクセのない味わい。
汁にするといいだしがでる。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
調理法
焼き物、みそ汁、ごり酒(カジカ酒)、唐揚げ 炭火などでじっくり焼いたものは、酒の肴としてなかなかよい。
これを干すと、いいだしになる。
また焼き枯らして、もう一度あぶって熱燗をそそいだものを「ごり酒」、「かじか酒」というが濃厚な旨み、風味があっていい。
軽くあぶったものを白味噌仕立てにしたものもうまい。
唐揚げも美味。
好んで食べる地域・名物料理
石川県金沢市
福井県福井市、九頭竜川中流域でアラレガコ。九頭竜川上流部にはカジカはほとんどいない。
加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
鮴押し(ごりおし) 「ごり」がカジカなのか、ヨシノボリなのかは不明だが、ヨシノボリが群れをなして川を上るとき押し合いへし合いすることから来た言葉。先を争い上ることから強引にものごとを行うことにつながった。
地方名・市場名
カブ
参考『萩原文庫6 萩原の風土と生きもの』(はぎわら文庫編集委員会 岐阜県益田郡萩原町 1984) 場所岐阜県下呂市萩原
参考『萩原文庫6 萩原の風土と生きもの』(はぎわら文庫編集委員会 岐阜県益田郡萩原町 1984) 場所岐阜県下呂市萩原
カブ
参考黒岩さん2021年12月29日81歳 場所岐阜県郡上市大和町
参考黒岩さん2021年12月29日81歳 場所岐阜県郡上市大和町
カジカゴリ
備考ハゼ科の「ごり」と区別するため。 参考聞取 場所石川県金沢市
備考ハゼ科の「ごり」と区別するため。 参考聞取 場所石川県金沢市
カワフグ
参考『さかな異名抄』(内田恵太郎 朝日新聞社 1966) 場所神奈川県相模川
参考『さかな異名抄』(内田恵太郎 朝日新聞社 1966) 場所神奈川県相模川
ゴリ
備考ハゼ科のウキゴリなどとともに。 場所北陸金沢
備考ハゼ科のウキゴリなどとともに。 場所北陸金沢
ビシ ゴリ
場所福井県大野市川合
場所福井県大野市川合
マゴリ
備考ウキゴリと区別して。
アイカ アイカイ アイカケ アイカケカンジイ アイカケチチコ アイカンジイ アブラコ アブラドカン アユカケ ウバカジカ ウバガシラ オオカジカ カアジ カジカンボオ カジツカ カツオボッカ カワボウズ カンジイ キス キスカジカ キャラ グズ ゲッパ ザコ サンヤス ジャコ ジャッコウ ジヨロイ セカブ セリコ タカノハ タガヒョウ タケソン タンポカジカ チチカブ チチコバタ ドンコ ドンボ ナイラギ ハウト ハゼ ビンガ フグ ホウテンコ ボオズカンジイ ボッカイ ホホテンコ マゴリ ミヤマゴリ ヤマノカミ
参考文献より。
備考ウキゴリと区別して。
アイカ アイカイ アイカケ アイカケカンジイ アイカケチチコ アイカンジイ アブラコ アブラドカン アユカケ ウバカジカ ウバガシラ オオカジカ カアジ カジカンボオ カジツカ カツオボッカ カワボウズ カンジイ キス キスカジカ キャラ グズ ゲッパ ザコ サンヤス ジャコ ジャッコウ ジヨロイ セカブ セリコ タカノハ タガヒョウ タケソン タンポカジカ チチカブ チチコバタ ドンコ ドンボ ナイラギ ハウト ハゼ ビンガ フグ ホウテンコ ボオズカンジイ ボッカイ ホホテンコ マゴリ ミヤマゴリ ヤマノカミ
参考文献より。