オクカジカ(Plain sculpin)
Scientific Name / Myoxocephalus jaok (Cuvier, 1829)
代表的な呼び名カジカ
体長40センチ以上になる。頭部目の後方に2対の皮弁がない。細長く頭部は縦扁(天地に平たい)する。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★★
知っていたら学者級★★
地域的、嗜好品的なもの★★★
美味生息域 海水魚。主に沿岸の浅い藻場に生息。水深680mよりも浅い場所。
主に北海道沿岸、島根県〜青森県の日本海。オホーツク海、朝鮮半島〜間宮海峡、サハリン西岸・南島岸、千島列島、チュクチ海からベーリング海西部、アリューシャン列島東部、アラスカ湾。生態 ー基本情報 海のカジカ類のなかでもほぼ流通しないもの。北海道沿岸などの浅い藻場にいて、とれても飼料となることが多いようだ。水産基本情報 市場での評価 関東などにはまず入荷してこない。安い。
漁法 刺し網、釣り
産地 北海道選び方 触って張りのあるもの。背の部分が褐色で鰓の色が赤いもの。味わい 旬は冬。
棘が少なく、鱗もほとんどない。
皮は丈夫で厚みがあるが熱を通すともろい。
透明感のある白身ですぐに白濁する。
肝、卵巣は美味。
いいだしが出る。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 好んで食べる地域・名物料理 北海道/海のカジカ類のひとつ。加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 協力/マルトミ 渡辺水産 北海道紋別市
『北海道の全魚種図鑑』(尼岡邦夫、仲谷一宏、矢部衛 北海道新聞社)、『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)