ベニイシガニ

Scientific Name / Charybdis acuta (A. Milne-Edwards, 1869)

ベニイシガニの形態写真

殻幅7cm前後になる。
ベニイシガニの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
殻幅7cm前後になる。殻幅7cm前後になる。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★
      知っていたら達人級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目短尾下目ガザミ上科ガザミ科イシガニ属イシガニ亜属

    外国名

    石蟳
    言語中国語 場所台湾 

    学名

    Charybdis acuta (A. Milne-Edwards, 1869)

    漢字・学名由来

    漢字/紅石蟹 Beniisigani
    由来・語源/紅色をしているイシガニ属という意味。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。浅い岩礁域。
    新潟県佐渡・千葉県外房以南。
    台湾、西太平洋。

    生態

    基本情報

    イセエビ網などで混獲されるもので、食用としての認知度は低い。
    イシガニ属ではやや大型ではあるが、まとまってとれないので利用されないで廃棄されることも多い。
    味はとてもいい。殻はあまり硬くなく、筋肉にうま味がある。内子などもうまい。

    水産基本情報

    市場での評価/入荷は見ていない。
    漁法/刺網
    産地/長崎県

    選び方

    原則的に生きているもの。体液などが流れ出していないもの。

    味わい

    旬は不明。
    殻はあまり硬くなく筋肉も体の大きさに対して多い方だと思う。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    ベニイシガニの料理法・レシピ・食べ方/汁(みそ汁)、煮る(塩ゆで)
    ベニイシガニのみそ汁 ざっと流水などで洗い、水分を切る。適当に切って水から煮出してみそを溶く。非常にうま味豊かな汁になる。殻が柔らかいので身も食べやすい。とてもおいしい。

    ベニイシガニの塩ゆで ざっと水洗いして塩水で12分ゆでたもの。流水で粗熱をとり、食べる。甲羅下の身が多く、足にはやや煩わしいものの、しっかり身がつまっている。身にはカニらしい風味と、繊維質の身のほぐれ感、甘味があって美味。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/石田拓二さん(長崎県長崎市)
    同定協力/池田等さん(神奈川県)
  • 主食材として「ベニイシガニ」を使用したレシピ一覧

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