32.5cm SL 前後になる。鱗は菱形に近くタイル状に並ぶ。体高があり側へんする。頬に3〜4本の縦溝がある。尾柄部は細く尾鰭上葉・下葉の先が糸状に伸びる。背部に白い鞍掛状の斑紋が4つある。鰓孔の後方に肥大化した鱗がある。[27cm SL・546g]
イトヒキオキハギの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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珍魚度・珍しさ
★★★★
正に珍魚・激レア生物魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系フグ目モンガラカワハギ亜目モンガラカワハギ科オキハギ属外国名
学名
Abalistes filamentosus Matsuura and Yoshino, 2004漢字・学名由来
漢字/糸引沖剥 Itohikiokihagi
由来・語源/オキハギ属であり尾鰭の先が糸状に伸びるため。地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。沖合いの水深61-180m(写真の個体は水深30m).
[銭州群島]、愛媛県愛南町、高知県沖の島、鹿児島県内之浦湾・南さつま市笠沙・屋久島、沖縄島、八重山諸島。
ティモール海、オーストラリア北西部、ニューカレドニア。生態
ー基本情報
オキハギ類はサンゴ礁とか岩礁域ではなくやや沖合いで揚がる魚である。西太平洋に広い生息域を持つようだが、2004年に新種として記載されたもので生息域はまだはっきりわかっていない。
伊豆諸島銭州群島などでは普通に釣れる魚となっている。
非常に味のいい魚でまとまって揚がるようになると人気が出そう。
珍魚度 どうやら珍しい魚ではないようだ。ただし流通上探すのは至難。水産基本情報
ー選び方
ー味わい
ー栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ー好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
強力/小熊清司さん(マル幸水産 八王子市)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 2013年02月26日)