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コラム

利根川のウナギ漁

利根川の感潮域である利根川河口堰周辺で行われているのが、「うなぎかま漁(鰻鎌漁)」である。「うなぎかま(鰻鎌)」という長い竿の先に鈎状の鎌をつけて泥の中にいるウナギをからめとる。漁の獲物は「銀うなぎ」という海に下る直前のもので大きいものは1m前後になる。千葉県小見川(現香取市)ではこれを「ぼっか」という。天然のウナギはこの秋から冬にかけて産卵に下る直前をよしとし、東京都内の老舗ウナギ店なども買いに来る。
徳島県鳴門市 鰻重 うなぎ処岡
コラム

47都道府県ウナギの旅 01

徳島県は古くは天然ウナギの供給地だったのではないかと思う。吉野川水系ではウナギをとっている人を見かけたことがあり、今でも河口域でとれた大型を中央市場で見かける。またシラスウナギ漁も吉野川河口域で盛んに行われている。シラスウナギがとれることから1960年前後からレンコン畑の転用でのウナギ養殖も盛んに行われた。ただし今では吉野川水系では消滅してしまっている。徳島で養殖業を行っているのは阿南市那賀川町の1軒のみとなっているようだ。徳島県のウナギ屋(ウナギ専門店)の歴史はあまり古くないのではないかと思う。今現在も老舗といえそうな店は存在しない。ただし養殖が行われていたこと、大阪などから近いことから四国4県の中ではもっともウナギ専門店が多い。徳島市内、中央市場で教わって鳴門市までウナギを食べに言った。鰻重をお願いする。地焼きなのでさほど待たされないで来た。焼き加減は強くもなく弱くもなくで、焼き上がった香りが最高にいい。タレが重すぎず、口に入れた皮の硬さ、身のふっくらとした感じもいい。まさか徳島でこれほどおいしいウナギが食べられるとは思わなかった。しかも待つ間にお願いした「うざく」の味もかなり上の部類であった。
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