
20cm SL前後になる。やや側へんする。眼下骨系は3棘以上。主鰓蓋骨の先は分枝しない。後頭部分に長方形の深いくぼみがあるり、その前の辺(垂直に高くなる部分)は真っ直ぐか、微かに前方に湾入する。[高知県宿毛市 20cm SL・318g]
ヒュウガカサゴの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
![20cm SL前後になる。やや側へんする。眼下骨系は3棘以上。主鰓蓋骨の先は分枝しない。後頭部分に長方形の深いくぼみがあるり、その前の辺(垂直に高くなる部分)は真っ直ぐか、微かに前方に湾入する。[高知県宿毛市 20cm SL・318g]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1325/Thumb630/20250929295.jpg)

![20cm SL前後になる。やや側へんする。眼下骨系は3棘以上。主鰓蓋骨の先は分枝しない。後頭部分に長方形の深いくぼみがあるり、その前の辺(垂直に高くなる部分)は真っ直ぐか、微かに前方に湾入する。[鹿児島県南さつま市笠沙]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1325/Thumb630/20080331405.jpg)


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	- 珍魚度・珍しさ ★★★★
 正に珍魚・激レア生物
- 魚貝の物知り度 ★★★★★
 知っていたら学者級
- 食べ物としての重要度 ★★
 地域的、嗜好品的なもの
- 味の評価度 ★★★★
 非常に美味
 分類顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目フサカサゴ科オニカサゴ属外国名学名Scorpaenopsis venosa (Cuvier, 1829)漢字・学名由来漢字 日向笠子 Standard Japanese name / Hyuugakasago
 由来・語源 日向(宮崎県)で見つかった個体が、Randall and Eschmeyer によって、Scorpaenopsis venosa と同定されたが、和名がなかったために、和名をつけた。[日本産フサカサゴ科オニカサゴ属魚類 (Scorpaenidae)の分類学的検討 本村浩之 2004]Cuvier
 バロン・ジョルジュ・レオポルド・クレティアン・フレデリック・ダゴベール・キュヴィエ(Baron Georges Léopold Chrétien Frédéric Dagobert Cuvier 1769-1832)。フランスの分類学者。キュビエとされることが多い。スエーデンのリンネ、フランスのビュフォンの分類体系に解剖学や古生物学などを加味して現在の形の礎を作った巨人のひとり。地方名・市場名 ?生息域海水魚。
 和歌山県串本、高知県土佐湾・宿毛湾、宮崎県、鹿児島県南さつま市笠沙・屋久島。
 台湾北西部・南部、インド洋-西太平洋。生態ー基本情報和歌山県以南に棲息しているが希に水揚げされる程度。他のオニカサゴ属の魚と区別するのはとても難しく、単にカサゴとして扱われている可能性が高い。
 珍魚度 非常に珍しい、珍魚。個体数も少ないけれども、同定できないために珍魚となっている可能性がある。水産基本情報市場での評価/流通上見ていない。流通してもオニカサゴとされている可能性が高い。
 漁法/定置網
 産地/高知県、宮崎県、鹿児島県選び方原則的に身に張りがあり、色の濃いもの。退色していないものがいい。味わい旬は不明。
 鱗は柔らかく取りやすい。皮は厚みがある。骨は比較的柔らかい。
 透明感のある白身で熱を通しても硬く締まらない。栄養ー危険性など棘が強く鋭い。刺さると怪我をする。食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)好んで食べる地域・名物料理ー加工品・名産品ー釣り情報ー歴史・ことわざ・雑学などー参考文献・協力協力/与力水産(高知県宿毛市 ■https://yorikisuisan.co.jp/)、伊東正英さん(鹿児島県南さつま市)
 『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)





 
					 
					

