ヒレシャコガイ(Scalded clam,Frilled clam,Fluted giant clam)
Scientific Name / Tridacna squamosa Lamarck,1819
代表的な呼び名ヒレジャコ
SL 32cm前後。放射録に丸い鰭状突起がよく発達する。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★
知っていたら達人級★★
地域的、嗜好品的なもの★★★
美味生息域 海水生。奄美大島以南。熱帯インド・太平洋域。生態 サンゴ礁などに足糸でくっついている。
外套膜に共生藻を共生させ。共生藻の光合成で栄養分の多くを得ている。基本情報 沖縄で食用とされるシャコガイはヒレシャコガイ、シラナミガイ、ヒレナシシャコガイ、ヒレシャコガイの4種。
なかでもヒレナシシャコガイとヒレシャコガイは大きくなるので高価である。
食用だけではなく装飾用にも流通する。水産基本情報 市場での評価 主に沖縄で流通するが、希に関東にも入荷する。高価。
漁法 養殖
産地 沖縄県選び方 ー味わい 旬は不明。
貝殻は非常に分厚く、重い。食べられる部分は主に内臓嚢(ギーラのトーフ)、ヒモと貝柱。
熱を通すと硬くなるので、ソテーする場合にも短時間にする。
生で食べると食感がよく、甘みがあってうまい。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 協力/河村雄太さん(沖縄県石垣市)
『美ら海市場図鑑 知念市場の魚たち』(三浦信男 ぬにふぁ星 2012)、『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)