キンギョガイ

Scientific Name / Nemocardium bechei (Reeve, 1847)

キンギョガイの形態写真

70mm SH 前後になる。沈んだ赤色で、殻皮に覆われる。縦方向の楕円形で非常に膨らみが強い。後部に刃物で裁ったようにように見える。殻表面に細い放射肋があるが、後部にの放射肋には小さな棘がある。
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70mm SH 前後になる。沈んだ赤色で、殻皮に覆われる。縦方向の楕円形で非常に膨らみが強い。後部に刃物で裁ったようにように見える。殻表面に細い放射肋があるが、後部にの放射肋には小さな棘がある。70mm SH 前後になる。沈んだ赤色で、殻皮に覆われる。縦方向の楕円形で非常に膨らみが強い。後部に刃物で裁ったようにように見える。殻表面に細い放射肋があるが、後部にの放射肋には小さな棘がある。70mm SH 前後になる。沈んだ赤色で、殻皮に覆われる。縦方向の楕円形で非常に膨らみが強い。後部に刃物で裁ったようにように見える。殻表面に細い放射肋があるが、後部にの放射肋には小さな棘がある。70mm SH 前後になる。沈んだ赤色で、殻皮に覆われる。縦方向の楕円形で非常に膨らみが強い。後部に刃物で裁ったようにように見える。殻表面に細い放射肋があるが、後部にの放射肋には小さな棘がある。70mm SH 前後になる。沈んだ赤色で、殻皮に覆われる。縦方向の楕円形で非常に膨らみが強い。後部に刃物で裁ったようにように見える。殻表面に細い放射肋があるが、後部にの放射肋には小さな棘がある。70mm SH 前後になる。沈んだ赤色で、殻皮に覆われる。縦方向の楕円形で非常に膨らみが強い。後部に刃物で裁ったようにように見える。殻表面に細い放射肋があるが、後部にの放射肋には小さな棘がある。
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★★
      がんばって探せば手に入る
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目ザルガイ超科ザルガイ科ザルガイ亜科キンギョガイ属

    外国名

    学名

    Nemocardium bechei (Reeve, 1847)

    漢字・学名由来

    漢字/金魚貝 Standard Japanese name / Kingyogai
    由来・語源/『六百貝品』より。独特の赤さが金魚を思わせるためか。
    模式標本/フィリピン。
    『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)
    Reeve
    Lovell Augustus Reeve (ロベル・オーガスタス・リーブ 1814-1865)、イギリス。貝類学者。
    六百介品
    江戸時代に作られた彩色図譜。600種ほどの貝類を漢名、和名で紹介したもの。著者不明。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。水深10-100の砂底。
    山口県見島・房総半島〜九州。朝鮮半島、東南アジア、フィリピン、北オーストラリア。

    生態

    基本情報

    房総半島以南の砂地に生息する二枚貝である。食用としてではなく収集の対象となることが多い。
    愛知県一色では、過去に水揚げされたことがなく、今年になり突然とれ始めたという。
    ザルガイ科なのでやや大型で味がよい。
    珍しさ度 打ち上げ貝などで探すのが早そうである。やや珍しい。

    水産基本情報

    市場での評価/流通したことはない。
    漁法/底曳き網
    産地/愛知県

    選び方

    原則として生きているもの。よく動くもの。

    味わい

    旬は春だと思われるが、一般的に食用となる貝ではないので確かではない。

    貝殻は硬いが厚みはない。軟体は赤い。
    取り分け足の赤みが強い。
    火を通すと硬く締まりがちである。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    キンギョガイの料理・レシピ・食べ方/生食(湯引き)、汁(みそ汁)、ソテー(アヒージョ)、焼く(つけ焼き)

    キンギョガイのつけ焼き 生を開いて焼いたものなので、見た目は歪んできれいではない。湯引きを使ってもよかったかも。焼いた足は甘く濃厚な味わいとなる。食感も心地よい。
    剥き身にして足だけにする。開いて、まな板に打ち付けて身が開いたものを焼く。ほぼ火が通ったらみりん・醤油の地をつけて焼き上げる。

    キンギョガイの湯引き(刺身) トリガイに似た味わいであるが、身に厚みがあり、食感が強い。食感が強いものの硬いわけではなく、甘味が豊かで貝らしい風味がある。
    剥き身にして足だけにする。開いて一瞬湯の中で振り、氷水に落とす。水分をよく切る。
    キンギョガイのアヒージョ オリーブオイルでソテーした足の部分が、やや硬く締まって食感が心地よく、強い甘味が感じられる。この足のうま味が染み出したオリーブオイルがまたおいしい。パンに合う。
    剥き身にして足だけにする、開いて適当に切る。オリーブオイル・にんにく・足の切り身をパンに入れて火を通す。
    キンギョガイのみそ汁 大型の二枚貝なので丸々使うよりも刺身などに出来ない部分で作る方が合理的だ。貝らしいうま味が堪能出来る。
    剥き身にして足以外の部分、貝柱・ひもなどを集めて置く。これを水から煮出してみそを溶く。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/カネタ水産(愛知県西尾市一色) 太田正義さん
    『日本近海産貝類図鑑 第二版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)
  • 主食材として「キンギョガイ」を使用したレシピ一覧

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