殻幅7センチ前後になる。毛の生えている殻皮があり、放射肋は強い。よく膨らむ。
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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目ザルガイ超科ザルガイ科マクラザル亜科イシカゲガイ属外国名
英名/Iceland cockle学名
Clinocardium ciliatum (Fabricius,1780)漢字・学名由来
漢字 鱗石陰貝
由来・語源 黒田徳米ほかの命名。貝殻を真上から見て「こけら(鱗)」形であるからか。「石陰貝」は『六百介品』から。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。日本海兵庫県、岩手県以北、北海道。北大西洋、北極海、北大西洋、。
水深10〜200メートルの砂泥地。生態
ー基本情報
活け(殻つき)を見ることは流通上でもまずない。
カナダ、アメリカ、ロシアなどから輸入されている「白とり貝」は本種のことではないかと思われる。水産基本情報
市場での評価 まだ一度しか見ていない。高い。
漁法
産地 韓国選び方
原則的に生きているもの。触って思いもの。味わい
旬は春。
貝殻は硬く厚く、割りやすい。
足の部分を主に食べる。足は黄色みがかるが薄く、白っぽく見える。
軽くゆでて弾力がありうまい。栄養
ー寄生虫
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)