シャコガイ
一般的に「シャコガイ」と呼ばれる水産物についてのまとめページです。
シャコガイとは

沖縄県で売られているヒメジャコ

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基本的に琉球列島以南で食用となっている大型の貝である。国内で揚がるのはヒメジャコ(ヒメシャコ)、ヒレジャコ(ヒレシャコ)、ヒレナシジャコ(ヒレナシシャコ)、シラナミ、トガリシラナミの5種。オオシャコガイはわずかに生息するとされている。
ヒメジャコをはじめすべて食用種。
水からエサを取るのではなく、共生藻のスンザーラが光合成で生み出した有機物を取り込んで生きている。
「シャコガイ」と呼ばれる水産物一覧
●印は「シャコガイ」ですがそれ以外はシャコガイの仲間ではありません。
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海水生。
沖縄以南。
ミクロネシア、メラネシア、北オーストラリア。沖縄県で食用となっているシャコガイ科二枚貝のひとつ。
重さの割りに可食部は少なく、主に生食用。
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海水生。造礁サンゴ。
紀伊半島以南。熱帯インド・太平洋域。主に琉球列島で食べられている。シャコガイ亜科ではヒメジャコがいちばん一般的で、本種など大型種は比較的少ない。
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海水生。リーフ上の中〜低潮帯。国内で認知されたのが最近なので詳細は不明。シラナミと混同されて利用されていた可能性が強い。
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海水生。沖縄列島からオーストラリアのサンゴ礁に生息。関東では一般に流通しない。沖縄県ではシャコガイの仲間でもっとも一般的なもので、味もいいと思う。
活け(貝殻つきで生きている状態)だけではなく、剥き身も売っている。
また貝殻は魚の鱗取りにも利用している。
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海水生。奄美大島以南。熱帯インド・太平洋域。沖縄で食用とされるシャコガイはヒレシャコガイ、シラナミガイ、ヒレナシシャコガイ、ヒレシャコガイの4種。
なかでもヒレナシシャコガイとヒレシャコガイは大きくなるので高価である。
食用だけではなく装飾用にも流通する。
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海水生。沖縄からオーストラリア、インド島東部。シャコガイの仲間は国内では鹿児島県奄美大島、沖縄などで食べられているが天然ものは激減している模様。
この傾向は世界的なものでワシントン条約で輸出入が禁止されている。
国内では一番小型種であるヒメシャコガイ、大型になるヒレシャコガイ、ヒレナシシャコガイが養殖されている。
沖縄・・・
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