カラストビウオ(Margined flyingfish)
Scientific Name / Cheilopogon cyanopterus (Valenciennes, 1847)
体長40cm前後になる。細長く、側面から見ると低い猫の目形をしている。体色は青黒い。胸鰭は前方から2本(1本目は痕跡的で指の感触でわかるのみ)までが不分枝で長く、全体に青黒い。背鰭には黒い斑紋がある。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★
知っていたら達人級★★
地域的、嗜好品的なもの★★★
美味生息域 海水魚。
若狭湾、伊豆諸島、高知県以布利島、鹿児島県種子島・屋久島、琉球列島。
台湾、済州島、インド-西太平洋の熱帯域。生態 ー基本情報 小笠原諸島、鹿児島県、沖縄県などで水揚げされるもの。6月〜9月にかけて産卵群がとれる。大型で味のいいトビウオである。屋久島では卵、鮮魚など用途も広い。水産基本情報 市場での評価/鹿児島県、沖縄県で水揚げがある。安い。
漁法/巻き網、定置網
産地/鹿児島県選び方 触って張りのあるもの。味わい 旬は漁期に重なっていて5月〜盛夏まで。
栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 ー好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)、鹿児島県で漁獲されるトビウオの種類(鹿児島県水産技術センター)