モヨウハタ
モヨウハタの形態写真一覧 (クリックで下に拡大表示)
![体長(SL)36cm前後になる。ほぼ全身に斑紋がある。頭部(目から吻)は短い。尻鰭の縁は黒い。胸鰭の前方に筋状の模様がある。[徳島県海部郡海陽町宍喰産/体長23cm]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/2402/Thumb500/moyouhata.jpg)
![体長(SL)36cm前後になる。ほぼ全身に斑紋がある。頭部(目から吻)は短い。尻鰭の縁は黒い。胸鰭の前方に筋状の模様がある。[鹿児島県種子島産/体長36cm]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/2402/Thumb500/moyouhata000.jpg)


体長(SL)36cm前後になる。ほぼ全身に斑紋がある。頭部(目から吻)は短い。尻鰭の縁は黒い。胸鰭の前方に筋状の模様がある。[徳島県海部郡海陽町宍喰産/体長23cm]
魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要 
生息域
海水魚。沿岸の砂地や岩礁域の3-50m。。
伊豆大島、[三重県度会郡南伊勢町]、和歌山県南部、[徳島県海部郡海陽町宍喰]、高知県柏島、[鹿児島県種子島]、山口県日本海側。
朝鮮半島南岸、台湾南部、中国福建省・広東省、海南島、東沙諸島、南沙諸島、東インド-西太平洋。
伊豆大島、[三重県度会郡南伊勢町]、和歌山県南部、[徳島県海部郡海陽町宍喰]、高知県柏島、[鹿児島県種子島]、山口県日本海側。
朝鮮半島南岸、台湾南部、中国福建省・広東省、海南島、東沙諸島、南沙諸島、東インド-西太平洋。
生態
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基本情報
ハタ科のなかでもっとも漁獲量の少ないもののひとつ。生息域なども不明な点が多いようだ。
キジハタやアオハタなど小型のハタと同様に利用できて美味だ。
キジハタやアオハタなど小型のハタと同様に利用できて美味だ。
水産基本情報
市場での評価/一度も見ていない。
漁法/定置網
産地/徳島県など
漁法/定置網
産地/徳島県など
選び方・食べ方・その他 
選び方
触って張りのあるもの。鰓が赤いもの。斑紋がくっきりとして見えるもの。
味わい
旬は不明。
鱗は細かく皮膚に一部が埋まっていて取りにくい。皮は厚みがあり、熱を通すとゼラチン質になる。骨はやや硬い。
透明感のある白身で血合いは弱い。煮ると硬く締まらないが、焼くと強く締まって硬い。
鱗は細かく皮膚に一部が埋まっていて取りにくい。皮は厚みがあり、熱を通すとゼラチン質になる。骨はやや硬い。
透明感のある白身で血合いは弱い。煮ると硬く締まらないが、焼くと強く締まって硬い。
栄養
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寄生虫
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食べ方・料理法・作り方(お勧め順)
鍋(ちり、すっぽん仕立て)、汁(みそ汁)、煮る(煮つけ)、生食(刺身、湯引き、セビチェ)、揚げる(唐揚げ)

モヨウハタの鍋

モヨウハタのみそ汁

モヨウハタの兜の酒塩煮

モヨウハタの煮つけ

モヨウハタの刺身

モヨウハタの刺身

モヨウハタのセビチェ

モヨウハタの湯引き

モヨウハタのロティ

モヨウハタの唐揚げ

モヨウハタの塩焼き
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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参考文献
協力/前田浩史さん(徳島県徳島市)、漢霖 陳さん、田中水産(鹿児島県鹿児島市)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)、『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)、『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)