27mm SL 前後になる。三角形に近く膨らみが非常に強い。貝殻の表面には非常に弱い輪肋がある。
ヒメバカガイの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)



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珍魚度・珍しさ
★★★
がんばって探せば手に入る魚貝の物知り度
★★★★
知っていたら達人級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
ー
分類
軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目バカガイ超科バカガイ科Mactra属外国名
学名
Mactra crossei (Reeve, 1849)漢字・学名由来
漢字/姫馬鹿貝 Standard Japanese name / Himebakagai
由来・語源/岩川友太郎の命名。バカガイに似た形で小さいからか。Reeve
Lovell Augustus Reeve (ロベル・オーガスタス・リーブ 1814-1865)、イギリス。貝類学者。
岩川友太郎
安政1〜昭和8年 1855-1933、青森県生まれ。モースに師事して近代的な分類学を学ぶ。多くの標準和名をつけるなど貝類の世界での業績が目立つ。『生物学語彙〈ゴキブリは本来、御器かぶり(ごきかぶり)と言ったが本書のルビの振り間違いから「ごきぶり」になる〉』、『日本産蛤類目録』など。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。潮間帯直下〜水深20mの砂地。
山形県、[新潟県西区五十嵐浜]以南、東北地方〜四国。生態
ー基本情報
本州以南の海岸線にいる二枚貝で、食用でも収集の対象でもない。
珍しさ度 流通はしないが、海辺などに行くと、比較的簡単に見つけられる。水産基本情報
ー選び方
ー味わい
ー栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ー好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/島谷将之さん・星野健一郎さん(拓洋丸)・中務謙吾さん(すべて新潟県新潟市西区五十嵐新川)
『日本近海産貝類図鑑 第二版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)