フクトコブシ(Tokobushi-abalone)
Scientific Name / Haliotis diversicolor diversicolor Reeve,1846
代表的な呼び名トコブシ
殻長7cm前後になる。トコブシよりもふくらみ上から見ると正円形に近い。呼吸孔(貝殻にあいた穴)は実際に開いているのは5〜7。アワビのように煙突状にならない。[高知県産]
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![殻長7cm前後になる。トコブシよりもふくらみ上から見ると正円形に近い。呼吸孔(貝殻にあいた穴)は実際に開いているのは5〜7。アワビのように煙突状にならない。[高知県産]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/673/Thumb630/fukutokobusi.jpg)
![非常にふくらみが強い。[高知県産]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/673/Thumb630/fukutokobusi0.jpg)
![非常にふくらみが強い。[高知県産]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/673/Thumb630/fukutokobusi000.jpg)
![成長脈が強いタイプ。[高知県産]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/673/Thumb630/fukutokobusi00.jpg)
![ほとんど正円でふくらみの強いもの。[鹿児島県産]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/673/Thumb630/fukutokobusi0000.jpg)
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★
知っていたら達人級★★
地域的、嗜好品的なもの★★★★
非常に美味生息域 海水生。潮間帯の岩礁域。
九州南部、八丈島以南の熱帯インド・西太平洋域。生態 産卵は秋。基本情報 トコブシの南方型。
伊豆諸島などでとれるもので、養殖も試みられている。
また鹿児島県などでもこのフクトコブシ型が多い。水産基本情報 市場での評価 伊豆諸島、台湾などから入荷してくる。非常に高い。
漁法 養殖、採取
産地 東京都、鹿児島県選び方 原則的に生きているもの。触って盛んに反応するもの。身に膨らみのあるもの。味わい 旬は春〜初夏。
貝殻は薄いが硬い。軟体部(足)は大きい。熱を通しても生でも硬くない。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『商用魚介名ハンドブック』(日本水産物貿易協会編 成山堂)、『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社)、『歳時記語源辞典』(橋本文三郎 文芸社)