ウスヒラアワビ(英名/Greenlip abalone,Abalone,Muttonfish)

Scientific Name / Haliotis laevigata Donovan,1808

代表的な呼び名グリーンリップ

ウスヒラアワビの形態写真

普通は殻長14〜17センチだが、殻長24センチ前後までになる。

    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★★★
      非常に美味

    分類

    軟体動物門腹足綱前鰓亜綱古腹足目ミミガイ科Haliotis属

    外国名

    英名/Greenlip abalone,Abalone,Muttonfish

    学名

    Haliotis laevigata Donovan,1808

    漢字・学名由来

    漢字 薄平鮑
    由来・語源 貝殻が平たく、表面にあまり起伏がないため。
    アワビの語源にはいろいろ説がある。
    ■ 「あわぬみ(不合肉)」の意味で貝殻と身が合わないため。
    ■ 「あはすみ(合肉)」の意味で貝殻と身がぴたりと合うので。
    ■ 「あひ(合間)」の転化したもの。
    ■ 「あは(合)で「ひかる(ひかる)」の意味でふたがないことをいう。
    ■ 「あは(合)で「ひらく(開)」の意味でふたがないことをいう。
    ■ 「いはふ(岩触)」の転化。
    ■ 「いははひみ(岩這身)」で岩をはっているの意味。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。オーストラリア南岸一帯。
    浅い岩礁域。

    生態

    基本情報

    オーストラリアでは我が国のエゾアワビに匹敵する。
    盛んに養殖が行われF1の創出も行われている。
    比較的小振りで出荷され、

    水産基本情報

    市場での評価 少量ながら市場でも見かける。加工用としての流通もありそう。アワビ類としては廉価。
    漁法 養殖など
    産地 オーストラリア

    選び方

    原則として生きているもの。身が厚いもの。

    味わい

    旬は不明。
    貝殻は厚みがあり、身は外しやすい。
    塩などで刺激してもあまり硬くしまらない。
    ツノワタは小さかったが、時期的、もしくは流通上の問題だと思われる。

    栄養

    寄生虫

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    調理法 バター焼き、酒蒸し、刺身
    バター焼き◆

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    煮貝●山梨県甲府市などで作られている。古くは甲斐は山国で海産物を駿河(静岡県)に頼っていた。駿河の海産物を山越えで運ぶとき、塩漬けやしょうゆ漬け、干ものであったが、アワビはしょうゆにつけて馬の背にのせて運ばれる。この運ばれる間にしょうゆの味と馬の体温で味のよい煮貝が出来上がった。市内にある煮貝の老舗「みな与」の歴史には400年前となっているのだが、これでは年代が曖昧である。江戸期初期もしくは織豊時代ということだろうか。アワビはメガイアワビ、クロアワビ、マダカアワビが原材料であるが、近年は輸入ものが多くなっている。

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『世界海産貝類大図鑑』(R.T.アボット、S.P.ダンス 監修訳波部忠重、奥谷喬司)
  • 主食材として「ウスヒラアワビ」を使用したレシピ一覧

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