タイセイヨウニシン(Atlantic herring)
Scientific Name / Clupea harengus Linnaeus
代表的な呼び名ニシン
体長45cm前後になる。太平洋にいるニシンに非常に似ている。側扁(左右に平たい)し、細長い。腹の正中線上にある硬い骨が腹鰭の前と後にある。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★
知っていたら達人級★★★★
重要★★★★
非常に美味分類 顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区新骨亜区正新骨下区側ニシン上目ニシン目ニシン科ニシン亜科ニシン属外国名 Atlantic herring学名 Clupea harengus Linnaeus漢字・学名由来 漢字 大西洋鰊
由来・語源 大西洋に生息するニシンの意味。地方名・市場名 [?] ニシン
備考単に。 場所市場生息域 海水魚。
ノースカロライナ〜ジブラルタルまで北大西洋に広く分布する。生態 ー基本情報 流通する加工品の多くが本種。
数の子も塩ニシンも身欠ニシンも、本種もしくは北大西洋でとれた輸入ものが多くなっている。
ニシンは本来、鮮魚よりも加工品が重要なもの。
その格好品の多くが本種など輸入ものが原料となっている。水産基本情報 市場での評価 冷凍魚、加工品として見かけるもの。やや高値。
漁法 底曳き網
産地 ノルウェー、アイスランド選び方 ー味わい 冷凍輸入されているので旬はない。
鱗は弱く皮はややしっかりしている。骨は軟らかい。
皮目に独特の風味があり、身は熱を通しても硬くならない。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 焼く(塩焼き)、煮る(煮つけ)、生食(酢じめ)好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 『原色魚類大図鑑』(安倍宗明 北隆館)、『新顔の魚 1970-1995』(阿部宗明 財団法人伊藤魚学研究振興財団 まんぼう社)、『水産統計』(農林水産省)