マトイシモチ(Ocellate Cardinalfish)
Scientific Name / Jaydia carinata (Cuvier, 1828)
体長12cm前後になる。第二背鰭に目立った黒い斑紋がある。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★★
知っていたら学者級★★
地域的、嗜好品的なもの★★
まずくはない生息域 海水魚。千葉県銚子〜九州南岸の太平洋沿岸、若狭湾〜長崎県天草・五島列島の日本海、東シナ海。朝鮮半島南岸、済州島、台湾北部、オーストラリア北西部。
水深50メートル前後の泥底。生態 ー基本情報 やや沖合の海底にいるもので底曳き網などでとれる。底曳き網のある漁港周辺でのみ売り買いされている模様。テンジクダイのなかでも大型で、しかもクセのない白身なので、みつけたら買ってみて欲しい魚のひとつ。水産基本情報 市場での評価 関東の市場では見ていない。
漁法 底曳き網
産地 和歌山県選び方 触って張りのあるもの。黄色みが買っているもの(退色していないもの)。味わい 旬は不明。テンジクダイ科なので春〜夏なのかも知れない。
鱗は薄く取りやすい。皮はしっかりして強い。骨があまり硬くない。
透明感のある白身で熱を通すと適度にしまる。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 協力/金栄丸(和歌山県和歌山市雑賀崎)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)