甲幅110mm・甲長65mm前後になる。一様に赤いもの、赤い色の地に黄色の網状、不定形の斑紋のあるものなどがある。額(目と目の間)は他と比べて狭い。鉗脚は強大で爪は黒い、歩脚は平たく板を思わせる。
アカマンジュウガニの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
-
魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
ー
分類
節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目短尾下目オウギガニ上科オウギガニ科マンジュウガニ属外国名
学名
Atergatis subdentatus (De Haan, 1835 [in De Haan, 1833-1850])漢字・学名由来
漢字/赤饅頭蟹 Akamanjugani
由来・語源/マンジュウガニ属で赤い色をしているため。
〈アカマンジュウ: 濃赤色を呈する故、従来ホシマンジュウ(ガニ)の亜種とされてゐたが著者は獨立種と認める〉。『日本蟹類圖説』(酒井恒 三省堂 1935初版、1942年第四版 ¥10.00)De Haan
Wilhem de Haan (ウィレム・デ・ハーン 1801-1855 オランダ。ドゥ・ハーンとも)。ライデン王立自然史博物館。シーボルトが日本から持ち帰った標本、特に甲殻類を研究。『日本動物誌』(Fauna Japonica)をテミンク、シュレーゲルとともに編む。日本に生息する甲殻類の多くを記載している。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。水深5-30mの岩礁・砂礫地。
相模湾、伊豆下田、紀伊半島、土佐湾、長崎県長崎市沖。生態
ー基本情報
ー水産基本情報
ー選び方
ー味わい
ー栄養
ー危険性など
食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ー好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/石田拓治さん(印束商店 長崎県長崎市)
『原色日本大型甲殻類図鑑 Ⅰ、Ⅱ』(三宅貞祥 保育社)