24cm前後になる。上から見て目が大きく、小さな斑紋が体の前半にある。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★
知っていたら達人級★★
地域的、嗜好品的なもの★★
まずくはない生息域 海水魚。内湾〜水深127mの砂泥地。
青森県平舘・深浦、茨城県〜九州南岸の太平洋沿岸、秋田県〜九州南岸の日本海・東シナ海、瀬戸内海。朝鮮半島西岸・南岸、台湾、浙江省。生態 産卵期は春。基本情報 刺し網などでとれるものだが、まとまってとれないために流通の場にはあまり出ない。
ときに産地周辺で見かける地域的な魚。
マゴチと比べると水っぽいので、雑魚として扱われることがある。
また関東での「めごち(ネズッポ科)」と混同されることもある。水産基本情報 市場での評価 あまり入荷してこない。安い。
漁法 刺し網、定置網
産地 三重県、静岡県選び方 触って張りのあるもの。体色の濃いもの。味わい 旬は冬から春
鱗は細かく取りやすい。皮はやや厚くて硬い。
透明感のある白身で水分が多くて白濁しやすい。熱を通すとやや縮む。
あらや骨などからいいだしがでる。
卵巣は美味。栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 料理法煮つけ、汁、塩焼き、生食(昆布締め)、揚げる(唐揚げ)
好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 投げ釣りなどであがる。エサはイソメ。ジェット天秤などで2〜3本バリ。あまり大きくさびかないほうがアタル。
岩場と砂地の入り交じるような場所で、主にシロギスなどの外道といった存在。歴史・ことわざ・雑学など ー参考文献・協力 『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会)