ミドリイガイ(Asian green mussel)
Scientific Name / Perna viridis (Linnaeus 1758)
代表的な呼び名ムールガイ
6センチ前後になる。緑、もしくは濃緑色、細長くややふくらむ。
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魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度 ★★★★
知っていたら達人級★★
地域的、嗜好品的なもの★★★★
非常に美味生息域 東南アジア沿岸原産。
東京湾以南。
潮間帯から水深10メートルの岩やロープなどに付着。生態 ー基本情報 水産基本情報 市場での評価 まだ1度しか見ていない。値段は安め。
漁法
産地選び方 貝殻が薄く、全体に軽い。触って貝殻を閉じるなどの反応するもの。味わい 旬は不明
貝殻は薄いが硬く、あまり簡単には割れない。
身は熱を通すと縮む。
いいだしが出る。
栄養 ー寄生虫 ー食べ方・料理法・作り方 料理法蒸す(ワイン蒸し、酒蒸し)、炊き込みご飯、いり煮、塩ゆで、バター焼き、スープ(ブイヤベース、トマトスープなど)、汁(みそ汁、潮汁)
好んで食べる地域・名物料理 ー加工品・名産品 ー釣り情報 ー歴史・ことわざ・雑学など ー旧ページ内容
古い記載が含まれている可能性があります東京湾でもよく見かける貝であるが原産は東南アジア。
ムラサキイガイが宮城県などから食用として盛んに出荷されているのに対して、本種は市場で見かけることはなかった。それが2003年3月、荷受けに入荷、これを八王子魚市場で購入してきた。日本では棲息が難しいとされた本種が瀬戸内海や熊野灘、東京湾でも多数見つけられている。本来東南アジアなどでは重要な食用貝であり、見た目も美しいことからこれから入荷量は増えるものと思える。
■まず貝殻が美しくヌーベルキュイジーヌなど盛り付けに彩りを求める分野では人気が出そうである。味はムールと比べて大きな違いはない。ジュー(エキス)が濃くて身の食感も申し分ない。参考文献・協力 『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)